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2009年5月23日 (土)

渋滞学講演 ASEPモデルで応用広がりそう

今日は、S-openでの催しに参加。記念講演「渋滞のサイエンスと実践」(西成活裕)も聞く。

TV等では、西成先生は見かけてはいたんだが、本までは読んでなかった。そのせいだが、ASEP(Asymmetric Simple Exclusion Process 非対称単純排除過程)モデルの話を聞いて、結構応用が広がりそうで面白かった。しかも講演で、工場の無駄とか組織での渋滞、そしてQ&Aではソフトウェア開発でのデスマーチに関する議論にも発展して、参考になった。

講演の結びでは、江戸時代の慣習(道の譲り方)などと現代の対比にも言及された。またQ&Aでだったと思うけど、俯瞰的な視点や少し先とや予想による渋滞の回避にも話が及んだ。結構、これら渋滞の回避が、プロジェクトチーム形成とかプロジェクト管理での問題解決にも役立ちそう。


なお、「404 Blog Not Found:書評 - 渋滞学」で、ASEPモデルのシミュレーションが動かせる。なかなか面白い。

講演で、情報処理試験などでの待ち行列モデルも紹介された。ふと思ったけど、試験では待ち行列モデルの方が出題としても”楽”。モデルのシンプルさという点ではどちらも似たようなもんだけど、待ち行列モデルの方が試験出題レベルの数式になれる。数式として表現しやすいし、選択問題も楽に作れる。逆に、この辺りが、試験としての情報工学として必要な知識が膠着してしまう=進歩しない理由なのかもしれない。芳しい事じゃない。

また講演で、本ASEPモデルは、元々はゲノム(そういえば、当時はなんて呼んだんだろう?)でのmRNAの転写モデルとして発表されたとの話が出た。若干聞き違えかもしれないが。

その辺りも、モデルの奥深さと感じた。mRNAの転写、車の渋滞、プロジェクトの滞りなどが説明できるんだから。機会を見て、じっくり渋滞学の本でも読んで見ようかな。

5月 23, 2009 日記・コラム・つぶやき科学科学技術 |

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