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2009年12月31日 (木)

2009年雑記

大晦日なので、今年2009年に読んだ本などを書いてみる。読んだ後とかにブログに書こうと思いながらも、書くタイミングを失ったものが多い。(一部既に書いてることがあったら、ごめんなさい。)

・「システムLSI設計のためのリユース・メソドロジ・マニュアル」

半導体に関しては直接関係しないけど、基本的に知っておくべき事もあって、ぽつりぽつり本とかを読んでる。(頭に入り込んでないけど。)

この本は、システムLSIでの再利用に関するガイドラインの本。規格的なものでなくて、業界的にこの本をベースにしているところが多いらしくて読んだ。半導体での、IP(Intellectual Property)に関する本と考えて良いだろう。

ハードウェアよりも、半導体記述ソフトウェアの再利用に関する記載がほとんど。テスト/テストベンチとかプロジェクト管理にも言及してる。

純粋なソフトウェア再利用の本もあるけど、この本の方が全般的に書かれていると感じてしまうし、タイミングのような微妙な部分は”組込みソフトウェア”の再利用検討でも参考になるような気がしている。


・「UMLは手段」

新書版。

とかく設計などのプロジェクトで、手段を目的にはき違えているケースを散見する。設計向けやプロジェクト管理のツールを導入することが目的になってて、製品化などに(極端には)無頓着。

この本は、そんな勘違いを指摘している。またUMLそのものに関してもポイントを押さえて書いてあるので、UMLの全体的な把握のためにも有用と考える。


・「日本絶賛語録」

来日外国人の日本に関する記載を集めたもの。111個。本のタイトルが示すように、日本を絶賛したもの。時代的には、江戸~明治。

懐かしさを覚える事項もあるけど、同じ日本人のことなのにむずむずするくらい気恥ずかしい事項もある。

勤勉さとか高い教育水準。当時に戻ろうとは言わないけど、グローバル化という言葉と一緒に日本の強みを忘れてしまうのもおかしな事。この本読むと、「日本の強みって○○かな~」と思い起こせるだろう。

なお、今まで余り感じなかったけど、この本に記載されている人で、幕末での”攘夷”のもとに殺害された人もいる。逆に下関砲撃などを主張した人も。 幕末と来日外国人を考える意味でも、参考になるかもしれない。


・「劔岳 点の記」(Blu-ray) 

今月発売だったけど、宿題とかのために購入を延ばしていたもの。宿題も一段落したし冬休みになったので、購入。

あらすじは、明治時代の日本での測量で残っていた剣岳へ登頂するというもの。陸軍と山岳会が先を争ったり、案内人(ガイド)探しやその案内人との駆け引きがあって面白い。そして、剣岳そのものの風景が素晴らしい。(ただ個人的には、冬以外の春とか夏などの風景も、もう少しあったら良かったのにとは思ったけど。)

今回はBlu-rayの方を購入したけど、メイキング映像とか映画外の剣岳の風景があって、感激した。木村監督の、撮影じゃなくて修行に行ったという表現もうなずける。

ちなみに、この映画でガイドの宇治長次郎を演じたのが、香川照之さん。TVの「坂の上の雲」や大河ドラマ「龍馬伝」予告を通じて、TV画面上で何度も見ることになってる。しかも、それぞれの演技がうまい。この映画では、最初の方での”歩き方”が妙に気にいった。腰の下の方に手を添えて、すっすっと歩く。 ちなみに調べたら、宇治長次郎は登山道の「長次郎谷」として名を残してる。

プロジェクト管理の視点での映画としては、「八甲田山」と同じように参考になるように思う。明治39年秋に命令が下り、1年くらいで達成。遂行のために、経験者(学識者)に聞いたり協力者の手当てに奔走する。また悲しいかな(あるいは現代でも少なくない?)、命令する方は地図のためじゃなくてメンツに拘る。


・お台場 ガンダム

今年印象的だったのは、お台場の等身大のガンダム。実際に見に行ったのは、2回。

また、CS放送での「立ち上がれ!ガンダム」って、結構面白かった。

プロジェクトマネジメントと考えると、内部では色んなトラブルなり、衝突なども起きていたとのこと。衝突と言うほどでもないだろうが、当初のコンセプト上の皆さんの意見対立とか、ある程度固まってからの富野総監督からの要望(というか仕様変更)に対する折衝とかは生々しかった。個人的には、実物よりも、そのCS放送番組の方がプロジェクトマネジメントの良い教材になると感じたほど。

また、建築物なので、建築許可の申請とか掲示なども行ってる。当然だけど、倒れないような設計とか計算、そしてコンクリートでの強固な土台。等身大ガンダムの肩の所などには、風力計とか避雷針。

さらに言えば、多分コストの関係だろうけど、海外(タイだったはず)でのパーツ製造とかを行ってるシーンが出た。その際のペンキの色の管理や、輸送などでのひずみの件も面白かった。特に後者は、最終的な製造現場で削ったりするシーンもあって驚くと共に、身近で見聞きするプロジェクトと大同小異で親しみを覚えた位。 また、タイで漫画ガンダムそのものを知ってる人が少なくなかったのもちょっと印象的。 (タイでのシーンでは、短い間だったけど、1,2人のぼかしの人がいて、妙に気になった。)

実は、CS番組を見て、自分なりにプロジェクトでのチャートを書いてみようかと思った。しかし断念。CS番組からスポット的は話は理解できたけど、各分野を時系列的に記載するのって実質無理。他の題材を探してみるつもり。ただし見つけるのにちょっと時間はかかりそうだし、皆が知ってるかとか情報が多い方が良いので、頭の隅に入れておく程度になりそう。


来年もいい年でありますように、、、、、。

12月 31, 2009 日記・コラム・つぶやき映画・テレビ書籍・雑誌ソフトウェアプロジェクトマネジメント |

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