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2009年12月22日 (火)

ネット上の墓標

年の暮れで、喪中の葉書を元に、ネット系の情報の整理をしようとした。それに関係する葉書自体は、先月届いたもの。

その主は、前の会社での知り合い。直接に一緒のプロジェクトじゃなかったけど、タスクフォースなどでの意見交換の場では同席。実際の年齢がほぼ同じだったり、同じように情報系の学科卒だった。しかも、彼の転職先にこちらの知った人がいたり、奇遇にも電車が一緒になったりして、メール等のやり取りが続いた。また数年前にはこちらが手がけたプロジェクトで、彼の大学の学科まで同じ先生が関係するプロジェクトだったこともあり人柄などを問い合わせしたこともあった。(彼はいくつか転職したり大学も変わったけど、最終的には大阪の学校。訃報は、47NEWSに掲載されたように思う。 )

今年の年賀状で具合悪い事を聞いてて、少し胸騒ぎはしてた。また、今年のはじめの頃に情報分野で有名な先生の死亡があった。その時のメールがこちらにも来て、先生のアドレス帳を元にした事務局からのメールだったりして、ちょっと情報時代の有り様が頭の隅にあった。(念のためだけど、こちらへはフォワード。ただし、我々のチームに、その先生の研究室に出入りしてた人がいて、無関係というわけでもない。)

死亡の連絡は息子さんから。アドレス帳を託されたみたい。また、SNSでのアカウントやパスワードも息子さんに伝えていたようで、そちら経由のメッセージも頂いた。その関係で、通夜に参列。通夜前のちょっとした待ち時間に、偶然に奥さんと話すことにもなった。といっても、1分程度。(当初通夜って親近者のみかなと懸念したけど、実際はそうでもないようだし、会社帰りなどを考えるとそちらへ方が参列しやすいかも。)


お坊さんからだったか、49日とかがあるのは、いつまでも故人に引きずられる訳にはいかないので、目安の区切りとして設けていると聞いた気がする。そのこともあって、今回思い切って、彼の情報を整理した方が良さそうと考えた。

アドレス帳などには、以前から登録してなかったみたい。保存したメールでの発信だったり、年賀状でのメールアドレスだったんだろう。気になったのがSNS関連。見てみたら、日記は削除されてた。マイフレンド設定を解除しようとして、ふと彼のマイフレンドを見てみた。直接知った人はいなかったけど、業界とか学会系で多少関連しそうな人も。そのため、解除しなかった。

何となく、SNSでのそれが墓標のように思えて来て、無理に解除することもないと感じてきた。そこにはアバターしかないけど、各自には彼の顔が浮かぶ。時々、訪れても良いんだろうと。

ネット時代になって、死亡通知なども瞬時に伝わるし、逆にネットでのやり取りが主の知り合いも少なくない。多少冠婚葬祭も様変わりしつつある。もうしばらくしたら冠婚葬祭の本に、アドレス帳とかホームページに関する遺言とか事付け、ネット系の知り合いへの式への参列での注意事項なども掲載されていくことになるのかもしれない。

12月 22, 2009 パソコン・インターネット |

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