« 2015年4月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年6月14日 (日)

ニホンタンポポ(カントウタンポポ)探し 結構見つかって、どう増やすかが次の課題

以前「タンポポ 広範囲で調べてる人達がいるんだ~」というのを書いたけど、今回はいわばその続編。

近場でニホンタンポポはないかな~と、サイクリングロードやその脇のあぜ道を注意してたけど、なかなか見つからない。ところがさすがネット時代、「ニホンタンポポ 群生地 神奈川県」で検索したら見知った地名が出てきた。カントウタンポポの群生地で、大和市の泉の森の「森のはらっぱ」という所。引地川の源流に位置する。何度か行った事はあるけど、自宅からは一番奥の森のはらっぱまで行った記憶はないような、、、。少し焦るような気持ちで自転車で出かけた。

P4271000一応群生地で検索したので、まっ黄色に近いイメージを抱いて近寄ったらなんか変。ほとんど黄色いのが無い。「えっ。無くなったの?」とか「季節としては間違いないんだけど、、」とか思って、うろうろ。

P4270998P4270999マーカーなどもあって、すぐに見つかったけど、思ってたよりも個体数が少ない。ある意味ガッカリ。でも、品種としては間違いないんだからと観察。セイヨウタンポポよりも淡い色で、葉っぱは食べても良さそうな感じ。(調べたら食べ方などを書いてるブログもある。セイヨウタンポポも含めて根を煎じるやり方も書いてる所あり。根の件は、前から多少聞いてたけど、葉の件は知らなかった。)


P4271005P4271009P4271011P4271015P4271016盗掘じゃないよな~とか思いながら、別件の用事もあったので川沿いに進んでいった。時々タンポポが目に入ったので、近づいてみた。砂利道脇のはセイヨウタンポポだったけど、少し離れた斜面にカントウタンポポ。その後も広場のような所の木陰や斜面に(多分)カントウタンポポ。むしろそちらの方が感動的だった。柵があるわけでもないので、ガクの部分を細部確認したりした。(左から2番目の写真は、森の木での掲示。めくると答えが出てくる。)

P4271021P4271025P4271029P4271030P4271031その後も(ちょっとガード下を潜ったり迂回したりしないといけないけど)川沿いに進んだら、そこでも(多分)カントウタンポポ。テニスコートや運動場の脇で、多少交配種のような気もしたけど、、、。右端の写真がほんの数メートルほど下流でのセイヨウタンポポだけど、明らかに違う。


思うに、森のはらっぱのカントウタンポポが少ないのは、日陰だからだろう。ヒノキが結構多くて、昔から成長してしまってどんどん日光が遮られたのではないかと考える。しかもその分、土も湿ったままで少し湿原地に近い状態になってる。ある意味、過保護が思わぬ方向に向いちゃったみたいな感じかな。←あくまで自分の感想。

逆にグランド脇の方は、(少し前の広場の木陰などと比較して)日差しがありすぎて、交配種の可能性大だ。森の原っぱのカントウタンポポを原種として、どう比較したら良いのかな~とか、最終的にはDNAでの確認なのかな~とか思った。


P4291033P4291034別の日に、交配種かもしれないけどニホンタンポポを自宅で育てるのは良いことだよな~と、種を失敬することにした。

写真はビニール袋で持ち帰ったもの。小さなプランターに撒いたけど、風で吹き飛ばされるし、結構工夫が要りそうにはその時も感じた。(種で増やす話は余り聞かなかったので、その時も期待は小。後で調べたら、やはり発芽率が良くないようだ。)


P4260969P4260990P4260994実は日付的には大和の公園に行く前に、丹沢でもトレランのついでにニホンタンポポを探してみた。

左端のがカントウタンポポなのか少し疑問ではあるけど、2,3箇所で見つけることが出来た。右端の写真は、道路脇で、先が竹林とはいえ道路工事の土の関係などで交配種かもしれない。

その後も結構注意してたら、街中でもカントウタンポポ(含む交配種)を見かけた。神社やお寺など土の入れ替えが少ないような所が良さそう。また、基本的に半日影の所だと考える。田畑のような1日中日なたの所では、なかなか見かけないというか、セイヨウタンポポの独り占め。

P5061081P5061084玉川上水に沿ってジョギングした時の新宿区の公園などでカントウタンポポを見かけ時は、個人的には少し感動ものだった。木やビルによる木陰が好影響してるのだろう。


なお、6月4日のNHK「おはよう日本」では、霧ケ峰高原でのセイヨウタンポポ駆除の様子が出た。そうなんだよな~、セイヨウタンポポが増えてるだけじゃ観察で、そこからどうするかが大事だよな~と思った。そんな取り組みはポツリポツリとあるんだろうと思いつつ、TVとかで取り上げられて少し嬉しい気分。


自宅に蒔いたタンポポの種だけど、全然芽は出ず。というか、ちゃんと水遣りとかで細かく観察してはいなかった。改めて今日、増やし方をネットで調べたら、既述のように発芽率などが書いてあったり、実験してる人もいてそれも少し嬉しくなった。

やはり、根で増やすのが良さそうだ。分かってはいるんだけど、都会だと少し厄介。掘ったら微量とはいえ土盗みみたいな感じになるし、草木を痛めるなんて言われかたもしそう、、、。清掃やイベントの時に草木を分けてくれると良いんだけどとか、学校レベルで公園とかに交渉なのかな。

で、増やし方の事を調べてたら、タンポポのDNA分析をやってるページを発見した。リバネスというところのサイエンス教室。(リバネスについては、健康食品がらみ?で意見書いてるページもあるけど、、。)

【サイエンス教室日誌】D-02 ノーベル賞技術でタンポポDNAをふやせ!
https://school.lne.st/2015/05/24/%E3%80%90%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%95%99%E5%AE%A4%E6%97%A5%E8%AA%8C%E3%80%91d-02-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A7%E3%82%BF%E3%83%B3/

【サイエンス教室日誌】D-02 飯田橋のタンポポ勢力図、完成!?
https://school.lne.st/2015/05/25/%E3%80%90%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%95%99%E5%AE%A4%E6%97%A5%E8%AA%8C%E3%80%91d-02-%E9%A3%AF%E7%94%B0%E6%A9%8B%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%9D%E5%8B%A2%E5%8A%9B/

やっぱそれなりの機材とかが必要なので、そうどこでもやれる方法ではないけど、そんな事を子供向けの理科教室でやってる人達もいるということで参考にだろうと思う。


ということで、以前でのブログでの事も含め、ニホンタンポポに関連して結構面白い動きを知ることになった。あと個人的な課題は、どうやって増やすかかな。少なくとも再度、種の収集には行ってみるつもり。直播きや室内観察などトライしてみようと思う。(計画倒れになるかもしれないけど。)

6月 14, 2015 環境, 科学・技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)