2006年10月22日 (日)

平成の「焚書坑儒」

ここ2,3週間、文献調査とか本の購入とかやっている。昨日は休日なのに、電車に乗って本屋で本を購入しようとしたが、予定したお店には無くて明日会社の書店で注文予定。また、今朝は知り合いの人と「産業界の人も文献とかちゃんと読んでよ」と言われたことへのMixi日記ベースで意見交換を行った。

ここ数年、知り合いと飲んだ時に話題となるのが、会社の図書館の規模縮小とか無くなったという話。今朝も、それに類する話が出た。

「昔も含めて論文とかで議論されているのに、それも知らず(勉強もせず)に技術論ばかりに走るのは無駄が多いでしょうに」との話も多い。

ソフトウェア設計でも、数学とか物理・化学のベースがあるほうがいい。今は、専門学校と大学の差がないんじゃないかと思うことがある。あくまでそのような基礎勉強という意味で。(高校レベルも含めて)統計を知らない品質部署とかソフトウェアテスト設計の担当者が少なくない。ソフトウェアの効率化で、モデルの形式化とかがあるんだけど、論理数学(の基礎も)知らないから、検討の話し合いにならない。

で、ソフトウェアテスト設計者とかそれを指導する立場の人が、学会誌などを調査しようとしないような態度が問題。設計系が特許調査するように、品質とかソフトウェアテスト設計者は文献調査はやるべきだろう。(てっ、私も不十分だけど。) しかし、図書館のことを含め、会社経営上逆風。しかも、そんな文献調査を軽視するような上司が増えており、悲惨的だよな。

まっ、学の方、しかも情報処理学会は人数も少なくなったりして結構問題となっている。日経コンピュータだったかでも特集組まれた。

数日前に、図書館の司書の数が減ってきたことが書かれていたように思う。日付とかが思い出せないが、調べてみるつもり。

「焚書坑儒」の意味は、本来は偽政者によるものだけど、ここでの意図は皆の意識が自ら「焚書坑儒」に向かっているといったイメージかな。裏を返せばその延長に、日本の産業力が低下してしまうんじゃないかという懸念がある。逆にAmazonやGoogleの取り組みは、それらへの対策となるようにも思え、ありがたい。

#今この記事は、NHK BSの”列島縦断・俳句スペシャル”を聞きながら書いている。ある意味、こんな番組が全国放送されることが驚き。それに対して、文献や必要な本を手に入れるのに昔よりも苦労する時代。”列島縦断・俳句スペシャル”での、趣味を共有できる参加者とか放送界の人がいることが羨ましい。ふーーー。

10月 22, 2006 文化・芸術, 旅行・地域, 書籍・雑誌, 科学技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)