2015年1月20日 (火)

第12回クリティカルソフトウェアワークショップ GSNやIV&Vケースなど

今日は「第12回クリティカルソフトウェアワークショップ (12thWOCS2)」へ。ソフトウェアシステムでの信頼性・安全性の確保に関するもの。3日間のうちの1日のみ参加。

http://www.ipa.go.jp/sec/events/20150120.html


・アシュアランスケース入門

アシュアランスケースは、テスト結果や検証結果を利用者に保証したり確信させるためのドキュメント。具体的には、GSN(D-Case)という表記があるが、説明は主としてそれで行われた。その前段として、トゥールミンの三角ロジックが紹介された。自分としてはディベートでの反駁(はんばく)などがすっきり図示化できる~と、ちょっと感心してしまった。また、アシュアランスケースの標準化作業や認証関係も話が出た。


・セーフティとセキュリティ規格の同時認証方法論について

認証にお金がかかる話も行われ、似かよった2つを同時認証した具体例、またその課題が説明された。以前からセーフティとセキュリティに限らず興味のあった範疇なんだけど、一挙に実践へ向えない色んな事情も感じた。


・ソフトウェアIV&Vの基礎

IV&V自体の説明と、GSNをベースとした「IV&Vケース」の説明があった。


・第1回IV&Vコンテスト(電子レンジ仕様編)審査評・表彰

午前中に行われたコンテストの審査評・表彰。電子レンジの要求に対する検証結果などを確信させるコンテスト。うーん分かりにくいかな...。電子レンジの検証をGNS(IV&Vケース)で書いて、それを審査するコンテスト。チーム対抗で、出場したのは5チーム(だったと思う)。なお、コンテストへの参加はチームで応募するもので、コンテスト参加者のみが午前中に受講と作業。

IV&Vケースの実践的な場と思って、個人的に期待してたもの。ただし、電子レンジの検証全てにわたるわけではなくて、2つくらいの課題に対するIV&Vケースで、自分としてはなんで微細的な視点で考えるんだろうと、少し頭の中がもやもや。

後で、IV&Vケースの説明者に聞いたけど、IV&Vケースの使い方にも色々意見はあるそうだ。俯瞰的な利用の方を好む人もいるようで、自分もそのほうが良さそうに思った。(俯瞰的に眺めた上で、今回のコンテストの2つの課題を掘り下げて記述するのは構わないだろうが。)

ちなみに、本コンテストの優勝チームの1人は少し知った人だった。さすが。


GSNは、(複数の)モデリングツールで利用できるようになっているので、徐々に広まっていくと考えられる。呼称がそのまま広まるかは分からないが、IV&Vケースを実践していく事例も出てくるかもしれない。少し頭の隅においておくつもり。


Amazonでの書籍「ソフトウェア 信頼性 安全」


1月 20, 2015 ソフトウェア, ソフトウェアテスト, 品質, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 6日 (木)

再考 バスタブ曲線

2、3ヶ月前から、バスタブ曲線ってなんだろうと考えるようになった。バスタブ曲線は、最初は故障が多くて、その後安定、そして終盤に再度故障が増えるというあの曲線。

ウィキペディアでの解説は以下。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%85%E9%9A%9C%E7%8E%87%E6%9B%B2%E7%B7%9A

ウィキでの図が左だけど、一般的には右の方の図(http://www.eonet.ne.jp/~hidarite/ce/anzen05.html より)に馴染みがあるだろう。

400pxbathtub_curveBathtab01

ちなみに調べてみたら、初期とか終わりの方を直線で近似している図やその傾きを元に議論しているページもあった。


バスタブ曲線自体は何となく理解できるけど、最近バスタブ曲線の元々の”意図”や特に終盤(摩耗故障の発生する期間)での実計測したデータがあるんだろうかとか考えたりして、いくつか素朴な疑問が湧いてきた。(他にソフトウェアとの関係にも思いを馳せたが、そちらはまた別途。)

1)この図は、製造者側への図? 消費者側への図?

2)この図は、1つの装置や製品での故障を示している? あるいはいくつかのロットでの故障を示してる?

3)故障ではなくて、部品交換の必要性を言いたい?

製造者側にとって、装置や製品が終盤で故障が増大してしまうことへ対応することは考えにくい。右の図で言えば、耐用寿命を偶発故障期間内にしようとするだろう。

消費者にしてみれば、購入した商品/製品が最初故障だらけで、使用していても故障が起きるとなると使い続けるだろうか。保証期間内なら無償修理だが、消費者自身にとって許容できる故障率は低いはずである。そもそも初期不良なら交換だろう。初期に何度か(例えば2、3回)故障したら、交換とかキャンセルになる可能性がある。終盤でも同様かもしれないが、むしろ終盤では製造中止になってるであろうから、(部品保存期間内で修理してもらうとしても)使い続ける事が現実的には皆無である。

さらに言えば、消費者の手元で実際に使う商品が、初期に使っていて故障率が下がることは考えにくい。昔であれば真空管とかが安定して画像や音質が良くなるとかはあったかもしれないが、それらを故障の低減と呼べるか疑問である。また、昨今での電気製品等ではデジタル化が進んだこともあって、使用して性能がアップすること自体が考えにくい。そう考えると、バスタブ曲線は、消費者の購入した各商品/製品の故障頻度を示しているとは考えにくい。

例えば、自分の購入した時計、テレビ、自家用車などの故障が、バスタブ曲線に当てはまるか考えてみると良い。多少購入直後に故障に遭遇するだろうけど、1,2回と離散的なのが普通だ。しばらくしての偶発故障期間の時での偶発故障に遭遇することがあるか、、、。自動車でのブレーキの利きが悪くなったなどはあるだろうが、それを故障というべきなのだろうか。調整の範疇とも言えなくはない。個人購入の商品の範疇で、その商品がバスタブ曲線に沿って故障するようなものを思い付かないのが実情だろう。(あったら教えて欲しいくらい。)

製造者から見た生産でのロットも同様で、同一ロットで部品交換による故障率低減が現実的か疑問に思えた。故障が多いと、そのロット全体の出荷停止などが行われる。管理上も、同一ロット内で細部の故障率低減を図るより、次ロットで部品を変更して故障率の低減を図るだろう。

つまり、バスタブ曲線は、その製品のライフサイクルでの故障率と考えるべきだろう。多少最初の頃は各ロットでの故障率があるが、いくつかロット生産するに従い故障率が低くなる。

製品のライフサイクルの他には、ビジネスユースの機械等で保守契約の形態のものは、バスタブ曲線の前半部分は当てはまるかも知れない。特に新規開発だと部品が安定しないので、メンテナンスでカバーする。偶発故障期間内は、各部品のMTBFなどを元にして交換して駆動させる。


そうなると、バスタブ曲線での終盤(摩耗故障の発生する期間)での、市場での故障率を上げない(偶発故障期間内程度に抑える)にはどうすればいいか? 故障率が上がることを部品交換で対応することが考えられるが、現実的だろうか? 特に部品コストとかそのための人件費、さらには技術革新で当時の部品そのものが入手できない事態は充分に考えられる。

その対応として、”モデルチェンジ”が行われていると考えるが、どうであろう。いくつかのロットを経て故障率を下げたとしても、初期のロットは経年により故障率が増えてくる。いくつかのロットで生産しても、傍目にはその商品の故障が増えてくる。傍目でも違いを分かるようにするにはモデルチェンジが一番妥当と思われる。ビジネスユースの機械等では、商品(システム)の寿命を見越しての計画を考えるし、想定とずれた場合には次期商品(システム)への移行の交渉も一つの手段と言える。

そんなことを考えたら、バスタブ曲線は、現象の説明と言うよりも、初期や終盤の故障率への対応を検討する材料に思えてきた。計画時の想定もそうだし、想定と実際の故障率の乖離の計測やそれへのリスク対応の検討などだ。

ちなみに、市場故障率の測定や判断のためには”ワイブル試験紙”が使用されることが多い。実際に品質部門で利用しているところも多いだろう。偶発故障期間内に該当するかの判断に利用していると考える。ちなみに個人的に、ワイブル試験紙とバスタブ曲線とを関連づけたりバスタブ曲線の曲線関数が無いのか気になったけど、まだ見つかってない。


さて、以前から社会インフラでのバスタブ曲線も頭の隅にあったが、ここ2,3日では笹子トンネルの事故が発生して、多少確信めいたことに気が付いた。ビルやトンネルの建築物も、故障という点ではバスタブ曲線に絡めても良いかもしれない。当初では基本部分での故障の類はないとしても、細部での使いにくさで手直しすることは考えられる。それを故障率と呼ぶかは別として。

しかし、問題は終盤。後になると、基本部分すら故障が発生する。バスタブ曲線での偶発故障期間内で点検と補修は行うだろうし対応できるだろうが、終盤をどう考えるか、、、。部品交換で対応できない時期が来ることを念頭に置くべきだろう。その時期での対応方法は、やはり立て替え。立て替えといっても、大きなビルや大型トンネル(さらには海底トンネル)の場合、ビルの破壊や旧トンネルをどう塞ぐかも大きな課題になる。また、想定しているインフラ寿命との差異の検出やその対応検討も重要だ。

ちなみに社会インフラの減価償却での耐用年数を調べたら、鉄筋コンクリートのトンネルは75年だった。 (線路設備としてのは60年。蛇足だろうが飛行機は、主金属製150t超で10年。) 減価償却として決められた耐用年数だろうが、実際耐用できるかの確認は必要だろう。そんな点の見直しも絡めないと、インフラ建て直しは難しいかもしれない。

さらっとしか読まなかったが、この類の点検は、当初は2年毎だが、その後は5年毎になるようだ。それでは終盤の故障率の変化を識別できないだろう。当初のインフラ寿命と環境等で異なることだってある。例えば、地震の多発は、何らかの影響を及ぼすと思われる。今回のトンネル事故に関連して調べて、終盤に関する点検や対応の記載が余りに少なくて(見つからないレベル)、昔これらを検討するときに品質系の人もいただろうしバスタブ曲線のことは知っていただろうにと思えてしまった。

思うに、バスタブ曲線は人の一生のようなものかも知れない。故障率は、病気や怪我。最初の頃は小児科、偶発故障期間内の後半辺りは生活習慣病みたいな用語が該当するだろうか。年をとれば人間ドックの周期は短くなるし、うまく自己治癒力でカバーできない事も増えてくる。社会インフラや製品寿命の長い商品の場合は、そんなことも意識する必要があるだろうと考えた。

12月 6, 2012 品質, 安心・安全 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年6月14日 (火)

テレビ データ放送での水位

この所、雨の強い日があったりするので、ちょっと気になってテレビのデータ放送で水位を確認しようとしてみた。

と言うのも、先々週から鹿児島に帰省して、その際に何気に操作したら、データ放送で河川の水位が表示されたため。てっきり関東のデータ放送でも見ることができると思ったら、メニューに見当たらない。鹿児島では、多分NHKG。念のために、関東の民放とかも見てみたけど無かった。

なお鹿児島でのデータ放送で結構以外だったのは、河川の水位を定常との変化量で表示しているところと、標高というか高さそのもので表示しているところがあった点。30なんメートルと出たので、結構驚いた次第。しかも1つの河川で混在している。個人的には、定常との変化量で統一すべきかと思うんだけど。ちなみに知り合いに聞いたら、気象庁管轄と土木事務所管轄が混在してるのが理由かもしれないと言ってた。ただし、知り合いも的確に知ってる風でもなかったけど。

放送局なり地方で、データ放送での細部になると色々違ってるんだと改めて認識した。また、それぞれの局でシステム化等を行う必要もあり、負担になってるんだろうな~とも思ってしまった。

6月 14, 2011 テクノロジー, 安心・安全, 映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月19日 (木)

注意報や警報の情報

今回の震災に関連して色々調べて、利用してはじめたサービスに「横浜市注意報警報情報」がある。横浜市では、同報系防災無線の設置が見送られているのも理由。

最初は、近くの川が気になって水位の警報程度のみを受信するようにしていた。ところが、雷などを含む注意報も受信しようと設定を変更。最近ほとんどの注意報/警報を受信するようにした。結構便利なんだけど、できれば、あと何時間くらいで発生するかとか警報に変わる可能性があるとかが判ると良いな~というのが感想だった。少し調べたので、メモのつもりで書いとく。

まず、今日10時での横浜市からの注意報のメール文。他に情報のURLなどがある。

■気象警報注意報情報 2011年05月19日 10時08分発表 横浜市:  強風注意報(発表)


で、気象庁の方はどうなってるかというと、以下のページにあって、結構詳しい情報が掲載されている。(以下のページは、注意報などの発生や解除で更新される。)

http://www.jma.go.jp/jp/warn/1410000.html

平成23年 5月19日10時08分 横浜地方気象台発表

神奈川県の注意警戒事項
 神奈川県では、19日昼過ぎから20日明け方まで強風に注意して下さい。東部では、19日夕方から20日明け方まで高波に注意して下さい。


===================================
横浜市 [発表]強風注意報 
 風 注意期間 19日昼過ぎから 19日夜遅くまで
   南の風
   海上 最大風速 12メートル

特に、いつくらいからがあるのが、ありがたい。(一昨日だったかの雷注意報には、いつからとはなかったように思うので、気象の種類によるのかもしれない。)

これらの情報は、週間の予報や当日とか明日の予報を知って使うのが良いのだろう。注意報が警報の前触れかは、そのような知識が役立つ。


なお、気象庁のページを見て、それぞれの注意報や警報の判断基準などを読んでみたら、自治体などで異なるなど相当複雑。花粉の情報なども、(当然)予測には気象データや気象モデルなども利用している。単に“気象データ”とか”予測”って言うけど、この辺りのコンピュータによる(有限要素法などを利用した)処理が複雑なり多量データなのはご存じのとおり。精度を高めるにはデータのメッシュを細かくする必要があるし、それは計算負荷に結びつく。

注意報の発令をちょっと考えてみたけど、予測を10分後、20分後、、、、等で行い、各自治体毎の基準に照らして判断することになる。項目も風力だったり水位だったりする。各メッシュでのポイントがどこの自治体に属するか判断して基準との比較を行うのだろう。ただし、単純に全メッシュ毎に全予測を行い、全項目の基準との比較を行うと、無駄な処理が増える気がする。多分アルゴリズムなどは工夫しているのだろう。

今まではTVでの天気予報とか花粉情報を目にしたり気にかける程度だったけど、注意報や警報の発令を調べたり市の注意報警報情報サービスを利用してみると、奥が深いな~という感想。紫外線とか人々の予報への要望への対応?もあるし、逆に桜の開花予報のように止めた対応もある。計算の複雑さやその回避に関しては、懇親会などの何かの折りに、詳しい人がいたら聞いてみるつもり。

5月 19, 2011 ソフトウェア, テクノロジー, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月 7日 (土)

トレーサビリティと検査

焼き肉チェーン店での食中毒のニュースを見聞きして、レバ刺しや馬刺しを食することが少なくない自分としては、少しひやっとした。ただし、レバ刺しは2年くらい前に2人前くらいを食して以降ご無沙汰。馬刺しは1月前くらいに2口程度食したけど、それ以前は数年前だったと思う。実は、両方とも出してくれるお店を探すのに一苦労する。というか、メニューに書いてある確率が結構低い。馬刺しは元々少ないので、地方に行った時や郷土料理屋さんで注意しておく対応になってしまっている。(蛇足:mixiには、レバ刺し好きのコミュもある。) 

レバ刺しや馬刺しと”ユッケ”とは状況が違うんだろうけど、関連で考えてしまった。また自分は鹿児島出身で、鶏刺し(鶏の刺身)が、言わば郷土料理。ふるさと会の類で出さないと、年配の人たちから一言言われるし自分たちも残念。同世代での同窓会でも同様だ。ただパーティ会場で鶏刺しを出すことは、困難になってきている。


で、今回の原因は、O-111という少し耳慣れない病原体。レバ刺し好きの視点では、規制とかを設けるにしても、(現実的な時間で)どうやって検査するんだろうとかが気になった。つまり、問題が発生してから保健所などで検査するのは判るとしても、目の前の食事前のレバ刺しが大丈夫かをどうやって判別できるかという課題。2,3日後に判明しても論外だし、そもそも熱処理すれば大丈夫と言われてもそれは刺身じゃない、、、、。

色々調べて、病原菌検査で分かりやすいというか一般的にまとまっているのが、”検疫所”のページと感じた。特に横浜のそれ。

http://www.forth.go.jp/keneki/yokohama/05_center/06/index.html

”免疫磁気ビーズ”という用語。また、PCR法など遺伝子系の検査も紹介されている。ちなみに、”食中毒菌集菌用磁気ビーズ”などの検索で具体的な検査品などにも行き着く。料金とか検査時間までの細部は調べきってはいないけど、このようなものなら、卸とか大きなチェーン店では利用できそうなイメージだ。勘違いなら悪いけど。


食の安全などでトレーサビリティの為のシステムが普及しているけど、さらに踏み込んで予防への備えも議論が必要になっているのかもしれない。流通過程の、どこで/どんな検査を行ったかの明確化。段階的な加工を考えると、肉や魚の類は、特に重要なのかもしれない。現実的な検査時間とコストの検討も、必要だろう。


なお、ソフトウェアのトレーサビリティも、議論や実践が行われつつある。でも、どの課程でどんなテストをしたかとか、現実的な検査時間やコストも検討しておくべきかな~。食中毒のニュースに関連して、ふとそう思った。

5月 7, 2011 安心・安全, 科学技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年2月11日 (金)

「技術発展と事故」

昨日、宴会の前に立ち寄った本屋=紀伊国屋で、何気なく見つけて購入した本。

中災防新書の中の1冊。ページ数も200ちょっとで、読みやすかった。

エネルギー資源や建造物など多くの分野に関する事故について述べてある。各分野での概要、そしてそれぞれの事故が、2ページ程度で書かれている。そのため、様々な事故を俯瞰するのに役立つ。エネルギーで言えば原子力発電は当然としても、石炭やパイプラインに関する事故も書かれている。建設物だと運河、交通機関だと蒸気機関車の煙など、今となってはトピックにならないような事故も記載してある。

当時での問題や、それぞれの事故原因や事故対策検討のプロセスが参考になった。自分自身の専門分野とは異なるジャンルの話がほとんどだが、仮想的な課題問題と考えて自分なりに考えた原因や対策と、実際のそれらの違いを考えてみるのは良い思考実験にもなった。

個人的には、エンジ系の人たちと懇親会などで語らうこともあり、犠牲者などの発生した工事のことも話題となる。そんな会話での下勉強にも役立つ本に思えている。

2月 11, 2011 安心・安全, 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月20日 (月)

路線バスの照明

荷物が多かったこともあり、今日は時々利用する隣駅からのバスを利用。自宅に近い所まででの最終便。

で、何気なく外を見ていたら、向こうから駅までのバス。向こうからのバスが結構暗く、人が乗って無くて社内照明を落としたのかなと思ってた。そのバスが近くを通過するときに見てみたら、それなりの照明。人も2,3人乗車してた。ちょっと不思議に思って、自分の乗ったバスを見てみたら氷解。

社内照明のランプの、前の方に遮光布。そしてランプの後ろ半分に黒っぽい塗料。つまり、ランプの前半分を光らすようにして、その光がランプの前の方に行かないようにしている。

対向車の運転手が車内の光などで眩しく感じないようにとの配慮だろうし、事故防止の一環かと思う。以前から実施してるのかも知れないけど、余り気がつかなかった。

ちなみにバスは相鉄バス。他のバス会社もそうなのか、ちょっと気に留めとくつもり。

12月 20, 2010 安心・安全, 日記・コラム・つぶやき, 自動車 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月 8日 (水)

IPA「デジタル複合機の脆弱性に関する調査報告書」

今日、面白く読んだのが、タイトルの「デジタル複合機の脆弱性に関する調査報告書」。 (何故かこの所、IPAネタが多い。)

http://www.ipa.go.jp/security/fy21/reports/mfp/index.html

デジタル複合機(MFP)での脆弱性やその対策(案)を記載したもの。

耐タンパー性などに言及してるのは良いし当たり前かもしれないが、個人的にはバグの類じゃないのとか、この辺りだとユーザ責任でしょうと思えるところも少なくなかった。

ただ、保守の絡みなど、対策してた方が良いのかもしれないと考えさせられる部分もあった。IF種やネットワークサーバー種の記述も少なくなく結構網羅的に書かれているので、MFP以外でも参考になると考える。


ちなみに、「組込みシステムのセキュリティへの取組みガイド」は、改訂版が出ている。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20100907.html

9月 8, 2010 ソフトウェア, 品質, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月31日 (木)

トラブル・告知サイト

休みでの”積んToDo”対応その7。今年ちょっとウォッチすることにした、告知とかトラブルの紹介サイトの件。いくつかサイトがあるけど、自分でもまだ整理できて無くて断片的な情報だけど、書いておく。

製品安全ガイド

検索が可能で、重大製品事故にかかる公表を集めたもの。改正消費生活用製品安全法施行日の2007年5月14日以降のデータ。

NITE 独立行政法人 製品評価技術基盤機構

上との対比では、NITEは消費生活用製品安全法に基づく報告義務のない事故の掲載。

リコールプラス[家電]:家電に関するリコール/自主回収/お詫びの情報 (ソフトジャンル)

ソフトウェア屋の立場としてちょっと重宝している、家電業界のソフトウェア関係のリコールなどを集めたサイト。ただし、DVDのようなコンテンツ関係も含んでいるので注意。運営しているのは、一般の企業みたいである。


もちろん、これ以外に多数あって、自分でも整理できていない。逆に、一般消費者の立場では、どう検索して良いか悩むのでないかと思えてしまう。

製品安全ガイドとNITEが別々なのは、その最たるもの。消費者にとって、報告義務があるかどうかは余りたいしたことではない。○○が重大事故と聞いて、それとは直接関係しない自分の**は問題ないかを調べるのに、両方見る必要があるというのも変である。データベースの共通化までは無理としても、せめて公的機関間の情報やり取りが出来るようなインタフェースは考えるべきと思うんだが。


ソフトウェアのトラブル関係を、うまく一覧化しているサイトがないかは、ずっと宿題だ。上で書いたリコールプラスや失敗事例のサイトなどは参考にしているけど、不十分かなとの認識。と言いつつ、他力本願じゃなくて、自分とかコミュで整理しないと行けないのかな~とも。(一部そんな活動はしてるんだけど。)

12月 31, 2009 ソフトウェア, 品質, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月 3日 (土)

「セーフウェア」の和訳本

「セーフウェア」の和訳本が出るとのこと。知り合いの書き込みで知った。

アマゾンで予約できる。

金額的には、日本語訳の方が安い。



ちなみに、以下が、今年のJAXA主催のイベント。2日目に彼女は講演している。その日に懇親会があって、英語の方の本を持って行ってサインもらおうかと思っていたけど、懇親会には彼女は都合とかで不参加。ちょっと残念だった。

http://stage.tksc.jaxa.jp/jxithp/seminar/0301.html

10月 3, 2009 品質, 安心・安全, 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

今朝の緊急地震速報

今朝、6時40分少し前に、TV画面に緊急地震速報の文字。結局は誤報というか、震度を大きめに検出(計算?)したみたい。ただ、結構システムなりトラブルでの参考になりそうなので、書いとく。

地震速報のテロップが出て、急には揺れなかったので、色々チャンネルを回してみた。NHK総合は丁度政見放送で、テロップなし。NHK教育とテレビ東京もなし。他の民放は、丁度スタジオからの番組だったので、切り替えたり、アナウンサーがその旨を述べたり、、、。ただし、しばらくしても揺れないので、おかしいなども発言も。

(全部並行して記録したりしてるわけじゃないので、間違ってたりしたらごめんなさい。)

夕方とか夜に、誤報(震度を大きめに検出(計算?))とのことを目にした。


思うに、そもそも本当だったら、結構貴重な情報。というのも、聞いたときにすぐに揺れたらTVを押さえようとしたし、飛び出しそうなものがないか見渡した。

ただし、政見方法のような場合は、テロップ出せないのかとか気になった。あるいは、CM中だったらどうなるんだろう。

また、今回は首都圏だったので、すぐにアナウンサー等が反応したが、これが地方だったら、テロップだけかも。さらには、誤報だった(誤報らしき)ときのフォローに時間かかりそう。その辺りは、社会システムとしての課題かもしれない。

実は政見放送がらみで、二次トラブルが発生したみたい。操作ミスを招いてしまった。NHKのラジオで、政見放送中に無音状態になったとか

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/25/05.html

最近気象庁関係でトラブル多いと感じるけど、単独的なトラブルもあるけど、情報やりとりしてるところの副次的なトラブルなり運用テストにも注意しないと行けないということなんだろうな~。

8月 25, 2009 テクノロジー, ニュース, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月25日 (水)

24時間施工ライブカメラの「アーバンエステート」 会社更生法申請

24時間施工ライブカメラで有名な「アーバンエステート」が、会社更生法申請。帝国データバンクのページをはじめ、ニュースサイトなどにも書かれている。

本ブログで、今年の1月12日に「手抜きが心配→ライブカメラ」で取り上げた会社。個人的に、ライブカメラのシステムを好意的に受け止めていただけにちょっと残念。

ニュース等を読むと、急激な業務/拠点拡張が徒になったようだ。”過剰技術、過剰品質”の類とは思わないけど、利益とか企業存続との対比で考えさせられる。

更正法により、会社規模をスリムにして24時間施工ライブカメラのシステムが続いていくのか、そもそも本システムの切り捨てが行われるのか、ちょっと注目してみたい。

3月 25, 2009 テクノロジー, ニュース, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年2月18日 (水)

F-15C 空中崩壊

ネットで品質関係調べていて、引っかかったのがタイトルの「F-15C 空中崩壊」

保守の不備で訴訟起こしたみたい。写真見る限り、胴体で真っ二つ。(写真が本物かよく知らないし)専門家じゃないけど、こんな部分が崩壊するのって珍しいのでは?

本件の原因は、金属疲労とのこと。しかし、米軍での、F-15の直近1年間の墜落が、5機にも上るそうだ。それを聞くと、ちょっと多すぎと思えてしまう。


F-15って、試作から30数年らしい。我々が若い頃、当時の次期戦闘機の絡みもあって、F-14 Vs. F-15のことを酒の肴にしたこともあったと思う。もちろん、我々が次期戦闘機を選別する訳じゃなかったけど、結構いろんな国の機種が雑誌などを賑わしていた。

ちなみに、次期戦闘機(次々期戦闘機というべき?)として、F-22とか国産ステルス機「心神」なども話題もあるようだけど、F-14 Vs. F-15のような盛り上がりはないように感じる。機密性が高くなったためなのか? あるいは、政治系の記者の注目が、そんなことよりもゴシップ系とか上辺だけを扱うのを良しとするようになったのか??

2月 18, 2009 テクノロジー, 品質, 安心・安全 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 1日 (木)

読売新聞 元旦のスクープ 「生体認証」突破して入国

今日元旦の新聞。特集的な記事が多い中で、読売新聞は異彩。入国審査時の指紋照合で偽装して、不法に再入国していたことが判明したというもの。

テープの利用ということで、本人確認の生体認証(バイオ)の、もろい一面が出たことにもなった。

なんか、今年の情報関連での大きなテーマを与えられた気がしてならない。性悪説とかを前提とした設計とか、いくつかのゲートを用意する必要があるということ。ふ~~。

元旦で、のんびりTV見てて、紙面一覧のようなコーナーだったかで紹介された。気になったので、その後コンビニまで行って新聞購入。他の新聞も買って、改めて元旦の新聞は分厚いなーとも感じた。

1月 1, 2009 ソフトウェア, テクノロジー, 品質, 安心・安全, 新聞, 科学技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

バス 「ドライブレコーダー」

久しぶりに今日は、帰宅時にバスを利用。席について何気なく運転席の方を見たら、「ドライブレコーダー」の文字。車内と外に、2つのカメラを搭載しているというもの。

「へー、世の中進んだんだ~」なんて、思った。何かと物騒な世の中。バスだけじゃなくて、電車とかにも欲しい。

調べたら、次のようなページがあった。ドライブレコーダーの案内ページ。やっぱり、それなりのシステム。タクシーとか、いくつかのバス会社が採用している様子。ただし、他の会社でも出しているシステムかよく分からないが、全国どこでも搭載しているには程遠そうだ。

11月 21, 2008 安心・安全, 技術, 科学技術, 自動車 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年6月28日 (土)

「食品企業の信頼性向上への対策」講演会

今日は、技術士会の講演で、東京海洋大学へ。

昔、東京水産大学の頃に1回行ったことある気がするけど、全然回りが変わった。結局少し道を間違えて数分遅刻。構内の掲示に潜水実習科目の件があったり標本の建物があったりと、畑違いなせいか新鮮。

会場は、なんか、懐かしい昔の国立大学の部屋coldsweats01そのもの。冷房が入っているのが、我々の頃との大きな違い。

そこへ、びっしりと人が埋まってたから、さらに驚き。3人掛けの真ん中の席が空いてはいたが、今から割り込むのも気が引けて、後ろでパイプ椅子を取り出して聞いた。(途中で知り合いの窓口の人が席代わってくれたけど。)


「食品企業の信頼性向上への対策」講演会  イメージ貼っておこう→taurusfishpig

場 所: 東京海洋大学・品川キャンバス

主 催: 社団法人 日本技術士会
(農業部会、水産部会、生物工学部会等食品関連部会およびプロジェクトチーム「食品技術士センター」、「食品産業関連技術懇話会」)

募集定員:120名

1)食品企業のコンプライアンスの徹底について

農林水産省食品産業振興課の人

2)雪印乳業に於けるコンプライアンス・CSR経営

雪印乳業株式会社の人


1)の話は、冒頭は、海外の日本食ブームの件。美しさとか最初に全部がそろうことが多いので豪華に感じるとか、、。また、中国とかでは、お菓子のパッケージに日本語の表示を付けるのが流行っている話が出た。MADE IN JAPANは書かないんだけど、日本語だと日本製をイメージするためとか。(つまり、食品も日本の高品質は浸透しているとのこと。で、じゃソフトはとか、昨今の偽装問題はとかに思いをはせた。)

で、そこまではプラス要因。逆に国内は、零細企業が多いとか低利益率のマイナス要因の話が。そして信頼性向上のための取り組みが紹介された。結構わかりやすい資料も作成しているが、それをどう広めるかが課題とか。業界団体へまずは説明しているようだけど。

2)の話は、雪印の数年以上前の食中毒事件と牛肉偽装事件、そしてその後の信用回復のための取り組みの話。企業存亡の瀬戸際までいった話なので、非常に参考になった。こんな講演の場でしか聞けないような話もあり、ソフトウェアの信頼性向上活動とかでも流用できそうなこととか、チェックが必要な事項も少なくなかった。

説明の際に(自分だけかもしれないけど)、水を打ったようようにシーンとなる時が何度かあった。聴講していたのは技術士の人や大学の人もいたと思うけど、企業内に努めている人も少なくなかっただろうから、いつわが身に振りかかるかといった思いがあったり、身の周りの取り組みとの対比を行っていたんだろう。

話も実例が多かったり、構内の掲示を見て、以前事件後に雪印内で講演してもらった人を思い出し、その人とのエピソードなどもあって資料の説明に終始しなかったのも良かった(と個人的には)思う。

行動基準とかCSR取り組みの冊子をもらう。行動基準が30ページ、CSR取り組み(活動報告書)が44ページ。ページが多ければいいという代物でもないだろうけど、個人的には具体的で好感持てた。逆に、ソフトウェアの信頼性向上活動との対比をついついして、そんなことやってる企業少ないよな~と考え込んでしまった。

事件以降の体制見直しで、ちょっとした(出荷前の)回収騒ぎが事例として話が出た。結論的にいえば、用具管理という基本的なことが守られていなかったため。基本的なことをやっていれば、早期に未然防止できたはずというもの。やはり、”慣れ”てしまう恐ろしさを述べていらした。 恒常的にどうするかは、どの分野でも課題だな~。恒常的にと、そのチェックをどうするか、、、。

畑違いだったけど、有意義な一日だった。

6月 28, 2008 品質, 安心・安全, 技術, 技術士 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月 3日 (日)

食品メーカー役員会での全商品試食

今日のTBS TV番組「がっちりマンデー!」は、駄菓子関係。で結構新鮮だったのが、役員会での試食の様子。毎日役員が持ち回りで、全商品を試食するとか。源氏パイやチョコバットなどが代表的な商品の三立製菓。

TBSのページで様子が見れる。(時が経って無くなったら御免)

http://www.tbs.co.jp/gacchiri/oa20080203-mo4.html

駄菓子メーカーだから出来るんだと言ってしまうのは簡単だが、昨今の食品偽装問題。考えてみれば、役員会で試食するようなシステムがあれば、ほとんどは防げたのではないかと思う。

トレーサビリティシステムの導入など、技術的にはいろんなことが議論されている。導入も進んでいる。そちらはそちらで大事だが、本質的なことを忘れつつあるような気もした。食品業界だけでなく、いろんな業界でも、上の試食制度は真摯に受け止めて良さそう。

2月 3, 2008 品質, 安心・安全, 映画・テレビ, 科学技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月25日 (金)

デザインウェーブ 2006年12月号

今日、会社の本屋さんでTVガイド誌を買おうとしたら、「ほんださん、本届いていますよ」と店員さん。あれっ、何か頼んでたっけ?と言ったり、店員さんとのやり取りで判明。雑誌のバックナンバーを頼んでいた。デザインウェーブマガジンの2006年12月号。電話も無かったし、最初”本”と言われたり、ちょっと考え事してたこともあって、すぐに思い出さなかった。

受け取って、早速席で読む。

特集1が、”組み込みシステムの信頼性と安全性を高める”。そして特集2が、”冗長設計で事故・故障を防ぐ”。

特集2の方は、ハードウェアの話なのでソフトウェア設計の人にはあまり関係ないかもしれないけど、ハード屋さんと話する時に役立つことがあるかも。事例が15も記載されている。例えば事例4は、”使わない端子や機能も定義しておく”。自分の経験では、まっ優秀でトラブル少ないハード屋さんはやってること。再現性が乏しい現象が発生してて、ハードとソフトのどっちかと揉めて原因探ったらプルアップ/プルダウンしてない端子のため。そんなことは2,3回はある。

で、特集1が面白い。IEC 61508の話はもちろんだけど、アーキテクチャ記述言語の話やMISRA-SAの話なども。分野も、鉄道や宇宙機器、人工呼吸器の話など様々。文も平易。

もう1年以上前の雑誌で、最初バックナンバーがあるか不安だったけど、ラッキーなことに手に入った。

安心・安全のソフトウェアについて考えるのなら、電気電子やメカの雑誌とか本も参考にしたほうが良さそうに感じる次第。


1月 25, 2008 ソフトウェア, 品質, 安心・安全, 技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)