« マルスを振り返る | トップページ | 終戦時のブラジル日系コミュと現代 »

2014年8月25日 (月)

非公開前提の吉田調書が公開へ

今日のニュースで気になったのは、福島第1原発事故で、政府事故調が行った吉田元所長(故人)の聴取記録を公表する予定に変更したというもの。複数の報道機関が入手して情報を流しており混乱を避けるためというのが理由らしい。

そもそも、吉田所長は非公開前提で述べたものだし、上申書も提出していた。それを踏まえて、以前は非公開のままとの方針を述べていた。それが逆転。企業内での問題調査時に非公開として聞き取りをすることがあったりするけど、それが大きく覆ったような気分。

相当譲って公開が仕方ないかもと考えたとしても、本来機密事項を漏らした人達が罪にならないのは大きな問題だろう。ネットでの書き込みを見ると、吉田調書を元に連載?記事を書いてる新聞社があるようだ。また、情報を漏らしたのは事故調査委員との書き込みもあった。

委員就任時に守秘義務をレクチャーしただろうし、法的な罰則が無いとするとおかしな話だ。新聞社の方も犯罪的な意識は無いのだろうかと思ってしまった。自分は取材されるような立場じゃないけど、オフレコとか人名を伏せると約束しても、マスコミってそんなの反古にしちゃいそうと思った。

奇しくも今日は、神奈川県警の採用試験を隠し撮りした出版社社長らが書類送検されたとのニュースもあった。非公開の情報を取得したと意味なら、ここでの出版社社長と吉田調書を盗んだ新聞社は同じ立場と考えるべきだろう。もらした事故調査委員も同罪。

また、しばらく前のベネッセの顧客情報流出も思い出してしまった。顧客情報流出時で考えれば、名簿屋がどこから流出した情報か知っている状況。そして、それを元にした活動を行っている状況だ。吉田調書も不当に入手して記事連載した新聞社が何のお咎めも無いというのはおかしな話。


細部を掴んでるわけじゃないけど、なんか今日の吉田調書のニュースは腑に落ちない。

8月 25, 2014 ニュース |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 非公開前提の吉田調書が公開へ:

コメント

コメントを書く