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2014年9月27日 (土)

SysMLツールベンダー3社揃い踏みセミナー

今日はSysMLのセミナーへ。正式名称は「SysMLツールベンダー3社揃い踏みシステムモデリング事例&ツールセミナー」と、結構長い。オージス総研が主催だけど、ツールベンダ(IBM、チェンジビジョン、スパークスシステムズ)が揃って登壇するし、チェンジビジョンは平鍋さんで、スパークスシステムズは河野さんがしゃべるということで応募した。具体的な事例の話もあることや無料というのも自分としてはメリットに感じた。

http://www.ogis-ri.co.jp/event/1219906_6738.html


ちょうど良さそうな時刻にビルに到着したのに、エレベーターに乗ったら5階止まり。今回のセミナーは上の6階で、そのためのエスカレーターや階段があるかもとうろうろする羽目になり、結局受け付け的には終盤の時間になってしまった。なかなか空席が見つからなかったが結構前の方に空いた席があって、一言声をかけて着席。少し急いで、色々準備した。

講演がスタートして、講演者が、こちらの方を向いて「平鍋さん、そうですよね」みたいに言うからびっくり。なんと、平鍋さんの隣に座ってた。最前列でもなかったし、講演者とか事務局用みたいな紙も張ってなかったので、てっきり聴講者のゾーンだと思ってた。(休憩時に隣が平鍋さんだったと自分でつぶやいたり、平鍋さんに一言挨拶したり、、、。)


講演やパネルディスカッションでの印象などを以下に記す。(聞き違いや勘違いは、ご容赦。)

ツールは、IBMがRhapsody、チェンジビジョンがastah、スパークスシステムズがEnterprise Architect(EA)と、代表的なツール。要求管理など、多少関連するツールの話も出た。

事例では、細部で参考なることはあったが、むしろ使う際にそれぞれ創意工夫しながらやってるという基本的なことが皆さん共通項に思えた。ツールの細部への要望が飛び出したりもして、より一層そのように感じた。モデル設計で仮想的に動くのが面白くなって設計過剰になったり、かえって時間を浪費するなどの話も出て、運用的なことへの工夫も行っているんだと感心した。

ツールの説明時は、各ツールとも特徴的なことがコンパクトにまとまって分かりやすかった。astahの海外使用が増えてきておりその事例では、意外な所での利用の話もあって面白かった。

パネルディスカッションの場でだったと思うけど、関連する事項として「インダストリー4.0」の事がちらっと出た。ヨーロッパ(ドイツ?)における産官学による、言わば工場のIT化への取り組み。直接SysMLとは関係ないけど、モデリング→高速製品化と考えると、無関係でもないというか究極的に目指すものが見えてくる。日本の場合はモデリングというとITとかETロボコンのそれが浮かぶけど、製造業を含めた製品化・サービス化への利用も視野に入れておかないと、ヨーロッパ(ドイツ?)などに負けてしまうということも少し頭の隅に入れていて良いのだろう。

また、受け付け脇に質問パネルがあって、パネルディスカッションではその中からの質問も扱った。単刀直入な「ツール開発にツール自身を使ってますか?」との質問があった。Rhapsodyとastahは、部分部分で使用しているとのこと。EAはEAを使っての開発とのことで、逆に開発のための機能(その場では特にメール機能)まで備えているとの説明があった。人によっては、EAになんでメール機能まであるのかが理解できた人もいた様子。

3つのツールの差別化というか特徴のショート説明では、価格の件や国産製のことなど、皆さん感じている事のいわば復唱みたいな感じ。やはり、それぞれ一長一短だ。

フランクなセミナーだったが、そのお陰もあって有意義な情報を得られたと考える。機会あればまた開催してほしいし、(事例発表者などで難しい側面があるかもしれないけど)他の地方での開催もあってもよさそうとふと思った。


なお、個人的にちょっとした”アハ体験”だったのが、SysMLでの”satisfy(充足)”。satisfyは、SysMLでの要求とブロックの要素間の関係を示すもので、ある要求があるブロックで満たされるということを記述できる。実はここ1,2ヶ月間、システム開発などでのモデリング絡みで考えていた事があった。(新しい)OSでのとある機能を利用して実現したいということは、結構発生する。以前のクライアントサーバーへの移行などでも発生したし、昨今のスマフォでのゲーム開発でも少なくないだろう。結局要求が実装と結構結びついてる。

なので、実装を隠蔽する方にむしろ無理があるのではないかと考えたり、それらの結びつきを上手くモデリングというか図示できるほうが良さそうと思いをめぐらしてた。satisfy(充足)はSysMLでは最初からあったかは覚えてなかったり、そのような疑問時にSysMLを直ぐに調べなかった事を猛反省。さらに言えば、SysMLには要求図というものがあり、要求分析でユースケース図とどちらで検討した方が良いかか考えるべきとも思った。ユースケース図のほうが少し変わったアイコンなどもあって見栄え的にはいいんだろうけど、、、。

9月 27, 2014 ソフトウェア |

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