2015年2月 4日 (水)

KT用紙やKJ手帳の思い出

ここ2,3日電車の中で読んでるのが発想法関連の本。「問題解決手法の知識」(2版)。

その中の記述で、「東芝で開発された技法にブリッジ法という手法があります」という箇所があった。著者はその手法をベースにして、”ハイブリッジ法”なる手法を生み出しており、本ではハイブリッジ法について述べている。どちらも、KJ法のようなカードによる問題列挙や解決方法の検討がベースになっている。

現在も東芝で活発に使っているかは不明だが、企業で発想法まで生み出してるんだ~というのが、その時の感想。東芝で、どんな背景で手法を生み出すことになったか少し興味が沸いたし、今も使っているんだろうかと少し気になった。

そんなことを考えていたら、以前(20年ほど前)にKT用紙を使って検討したときの事を思い出した。”KT用紙”はA1サイズの大きな紙で、今でもネット検索すると出てくる。ただし、両脇をダブルクオーテーションで囲まないと、他の用語が検索結果に多く出てしまう。

当時は個人的に、KT用紙での検討は非常に違和感があって、なんでこんな方法で検討するんだろうと訝しがったのを覚えている。というのも、直ぐ脇にホワイトボードはあるし、それでハードコピーというかスキャンも出来る。よく分からないチームというかリーダーだな~と思った。1,2年して判明。どうやら、社内研修でKT用紙の項目があった。その関係もあって、KT用紙の在庫があったり購入もすんなり行えたのだろう。

その後(3,4年前)別のチームというか状況だけど、マインドマップの手書きに拘る人がいた。検討時にパソコン系のツールを使うことをぼろくそに言う。手書きでのメリットもあるけど、そこまでぼろくそに言わなくてもというのが感想だった。

どうやら両方とも、受けた教育をそのまま適用しようとして、検討という場での活用を忘れてるに近い。つまり、KT用紙もマインドマップも手段なのに、教わった方法でないと気がすまなくなっているという人種。


実は古い知り合いなどとの飲み会で、「当時は、KJ手帳を持ってたね~」なんていう話が飛び出す時がある。相当昔、発想法としてKJ法を習い、その手法のためのグッズを購入して持ってたというものだ。KJ手帳は、1枚に小さなシールがいくつかあって、それが冊子になっているもの。

古い知り合いとの話は懐かしさで飛び出すもので、当時でもKJ手帳が無ければ、紙片に書いてそれを並び替えるなんていうことはやっていた。今だと、ポストイットの利用だろうか。

で、KT用紙・手書きマインドマップとKJ手帳の思い出が大きく違うのは、後者が当時でも手段に拘ったわけじゃない事。検討の方が重要だから、紙片でもホワイトボードでも余り気にならなかった。(並び替えの絡みがあるから、ホワイトボードよりも紙片の利用にはなるだろうが。)


昨今で、自分の回りで多いのは、ポストイットと「イーゼルパット」の利用。どちらも(元々というか商品名的には)3M。イーゼルパットがない時は、大きな用紙や机の上にポストイットを置いてデジカメなどで撮影して保存したり投影する。もちろん、その時の用意された物品で臨機応変に対応する。

ちなみにワークショップなどで、討論結果の発表があって、チーム内にPC持参の人がいたらPC上で整理したり手直しすることがある。不思議なもので討論中は合意形成されたと感じても、まとめたり発表に備えようとしたら、記載してる事と意図してることが乖離してたということは少なくない。

いずれにしろ自分の場合、ワークショップの類でチームでのツールの利用方法や検討方法の合意が早い時ほど、上手くまとまることが多いと感じる。あるいは、(自己紹介や)これらに対する意見を最初にフランクに述べ合うことが出来れば一安心といった感じだ。もちろん相手のある事なので、出足は良くてもその後がまずかったというのはあるけど、合意が早いと他のチームと比較して時間的にもプレゼン的にも高得点といったことが少なくない。


問題解決や設計でのアイデア出しって、使うツールに固守しすぎて目的かとかを忘れたら本末転倒。場合によっては、ライバルチームやライバル企業に先を越されてしまう。ツールも使いようと、改めて感じた。

「問題解決手法」

「発想 ツール」


2月 4, 2015 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月27日 (火)

戸籍図示も少し複雑になると、、、

以前の「相続関係説明図をエクセルで作成」「原戸籍をもらって、要求整理の本質を知る」の続編。

親戚が登記所で申請しようとしたら、ある人の謄本が必要とのことで取得して提出したらしい。個人的には、なんで必要だったかが今ひとつ理解できてないけど、”養子”が絡んでいるのかもしれない。登記官が念のために確認したかったように思える。

それをきっかけにして戸籍での親子関係を考えたら、養子や再婚など、複雑というかどう表記するんだろうという疑問が沸いてきた。調べて直ぐにわかったけど、養子は二重線。つまり夫婦での線と同じになってしまう。(養子は親子間の線なので、夫婦とは違うと直ぐにわかるんだが、つい破線などにすれば良かったろうにとか思った。)

家系図の解説ページには、その辺りも書いてあるし、養子の場合の実際の両親との結びつきなどの表現方法も書いてある。正確には、実子と養子のその人物が同一人物と分かる表記が該当する。また、先妻などの書き方もルールはあるようだ。例えば、以下のサイト。
http://kakeizu-manual.com/kakeizu/family-tree2-1.html

ただ、そうなると、フリーソフトの家系図がカバーできるか疑問になってきた。結構な値段のする家系図ソフトも少し調査した方が良さそうだ。もちろん自分たちで申請する場合がそもそも皆無なのに、相続関係説明図のそのためだけに市販の家系図ソフトを購入するのは躊躇するだろうけど。

ちょっと複雑な場合を考えると、以前の罫線利用のエクセルで作成よりも、図形線を利用したエクセル作成が良さそうに思えてきた。セルには人名などを入れて、関係を図形で結びつける。エクセルの図形は、セルの大きさを変化させたら、図形もそれに追従して変形される。セルの移動とかには追従しないけど、そこは割り切りだろう。


実は今回の謄本で、さらに遡ると分からない事が発生して、その原因は明治の最初の頃の戸籍が”戸”になっている点。同居人なども含まれてるものからの転記になる。今の家族や夫婦を元にした考えと大きく異なる。良く家系図の調査でお墓や人別帳を利用するとの記述があるけど、その辺りを垣間見た気がした。

また、養子を含めて複雑な親子関係を考えたら、相続関係説明図というか家系図図示の限界みたいなのも浮かんだ。例えば、養子などで「戸籍届書の不受理」なんてのがある。家系図をモデルとして、不受理のモデルが書けるかとなると結構難しそうに思えた。戸籍上の文言を人間が理解するしかないのか、、、、。

基本はシンプルだけど、実世界はなかなか複雑で、基本(モデルや図示)では不十分になってしまうことは良くある。モデリングに対して実装でコーディングが発生するなども典型。家系図もそれに近くて、結構参考になった。


「家系図」

「戸籍」


1月 27, 2015 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月12日 (月)

帰巣本能 ~自宅にメジロが来るようになって~

この所、毎日のように鳥の”メジロ”が自宅に来る。

Pc290548昨年の暮れに、余りくっきりしてないが、どうにか撮影できたのが左のもの。2メートル半くらいしか離れてないのだが、自分のコンデジや技量だとこんなもので、仕方ない。

その数日前にも見かけて写真撮影にチャレンジしたけど、写真的にはこれ以上にひどかった。その後意識して待ってて、やっと撮影できた次第。

昨年の12月に最初に自宅で見かけた時も山茶花にいて、いくつかの木を渡り歩いていて、トータル10秒間は目に入っていたいたろうか。デジカメとかを取りにいってる間に飛び去ったので、ガラス戸の近くにデジカメを置いていたりして撮影を狙った。(3年程前には、近くの川べりの川津桜に何匹かのメジロがいて、どうにか2匹を撮影できた。また、自宅でも去年や一昨年に見かけた気はする。それらよりも、今年は長く見ることができたので少し驚き。)


撮影できた日以降も意識していると、どうやら朝(7時くらい)に来ているのが障子の影と鳴き声で分かった。毎日似たような時間。最初の頃でも気が付いたけど、山茶花の”蜜”を求めてのことのようだ。うちの山茶花は周りからすると少し遅咲き。それで来たんだろうし、直近では花が少なくなったせいか、ほとんど見かけなくなった。

多分、朝に他の蜜の場所も含めて回るルートがあるような気がした。でもそうなると、メジロってどうやってルートを記憶するんだろうとか、渡り鳥や魚、昆虫などの相当長い距離を動く生物が気になった。いわゆる帰巣本能だ。ツバメやサケが有名だし、蝶のオオカバマダラも含めて良いだろう。それらよりも距離は短いが、アゲハチョウやアリ、伝書鳩などが戻ってくるのも帰巣本能。

ふと、自分がメジロになったつもりで、自宅の山茶花などを含むルートを設定して、自宅の山茶花に下りてこられるか考えてみた。30km/hとか50km/hで飛びながら、この辺りだろうと木の方に降りて、赤い山茶花の花を探して蜜を吸う。50km/hで飛んで空中から山茶花の花を見つけるのは至難の技だろうから、木々辺りを目標にしているだろう。そして、蜜を吸い終わったら、次のポイントに向けて飛び立つ。

帰巣本能では、太陽の方向との組み合わせや水の臭い(味?)で場所が分かるのではないかと言われたりしてるけど、どうもスッキリしない。曇ってても来たか自信はないけど、少なくとも、体内時計と太陽の方向をそう正確に出せるとは思えない。写真検索では、雨の日に蜜を吸おうとしているメジロの写真もあるので、雲っても蜜を求めて飛び回るのだろう。(なおサケの気持ちになってにおいで河口を探すと憂いけど、河口から遠ければ混ざってしまうし、河口をいくつも確認して回るような事はしないだろうと思える。)

そうなるとやはりGPSに近いもの、つまり地磁気を感じるんだろうと思えてくる。最近自分がGPSで登山での場所確認や距離・スピードチェックしてるから、なおさら。特に渡り鳥などでは必須の機能だ。

後は、やはり地図のようなものも記憶できるメカニズムがあるとしか思えない。地表のおぼろげな凹凸という次元だろう。魚だと海底ということになるのかもしれないが、外洋とかだと底が見えないだろうから、海底の記憶はそう正確ということでもないと思う。

自分も含めて鳥を驚かせてしまって飛んで逃げることがあるけど、しばらくしたらその餌場に戻ってくる。河川でのカワセミの撮影ポイントのように、鳥がちょくちょく留まる所がある。やはり地図のようなものを記憶してるとしか思えない。また、毎日のように来たメジロを思うに、ルートのようなものを想定してそこを飛び回ってたとしか思えない。花(蜜)が少なくなったら、ルート変更。ルート上や暇な時間に探して、新しい木(蜜)を見つけたらルートポイントに追加みたいなことをやってるんだろう。

地磁気と凹凸をベースにしたような地図。そしてその地図を、渡り鳥のような長~い距離を覚えるメカニズムと、短い距離を覚えるメカニズムがあるようだ。2種類なのか、ズーミングするようなメカニズムなのかは分からないが、どっちかというとズーミングのような感じかな。

ふとそんなことを思ったが、どうなんだろう。

Amazonでの帰巣本能

1月 12, 2015 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年1月 9日 (金)

古くなったiPadをどうやって壊そうか、、、

段々自分のiPad(今となっては初代)が使いにくくなってきた。メール受信とブラウザと少しのアプリを動かしてるけど、ブラウジングの途中に高頻度で落ちる。iPad miniも持ってるんだけど使う場所を違えてる事もあって、捨てるにはまだ未練あり。(というか、新しいiPadを買うのが、予算の関係もあって躊躇してる。)

で、iPad(初代)って、安く廃棄するにはどうするのか気になった。特にPCで言えばHDDの破壊のような、記録部の破壊をどうするか、、。前者は作戦が少し見えてきたけど、問題は後者。そもそもHDDと大きさなどが異なる。

自分はHDDの破壊って2,3回ソフマップでやったので聞いてみたら、miniだと機械に入りそうとのことだった。でも今回のはiPadで、駄目そうだ。

しかもよくよく考えたら、iPad miniだとしてHDD破壊装置で穴を開けても、メモリチップが破壊されるとは限らない。その意味でも、メモリチップを破壊する方法を検討しないといけない。

結局目に付いたのは、iPadの分解ツール。

こんか感じの商品が、Amazon経由からでも購入できる。パーツ屋さんなどでも売ってるのかもしれない。


他に、「ヒートガン」というドライヤーの高機能みたいな機械もあった方が良さそうだけど、先々細部検討かな。また、結局チップを取り出せても、そのチップを破壊する必要がある。大きなハンマーとかで作業するのなら、分解せずにガシャンとやっても大同小異な気もしてきた。その方が時間は短くてすむ。

これだけタブレット端末が普及すれば、破壊業者や破壊サービスが出てくるかも知れず、多少様子見。結局その辺りに落ち着いた。

「 iPad 分解」

1月 9, 2015 パソコン・インターネット日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月 1日 (月)

原戸籍をもらって、要求整理の本質を知る

以前「相続関係説明図をエクセルで作成」って書いたけど、いわばその続編。 

所有権移転のためにいろんな書類が必要で、相続に関係する人の”謄本”を貰いに行った。親戚から、○○さんの謄本、**さんの謄本が必要と言われていたので、それを申請。貰った後に、別件の他の窓口で待ってる時にさらっと謄本を見たら、(多少正確じゃないけど)○○さんの謄本で△△さんの死亡が分かると思ったら書かれてない。急いでどんな書類が必要かと説明したら、○○さんと△△さんを含む原戸籍(はらこせき)を出してくれた。原戸籍は、正式には改製原(かいせいげん)戸籍と呼ばれるもの。

こんな事なら、どんな情報が欲しいとちゃんと言えば、結果的に無駄なものを請求する必要は無かった。(実は用語として原戸籍は知ってたけど、実物を自分が請求して見るのは初めて。)

ふと思うに、なんかITなどでの要求や要件の整理と似ている。妙に用語が先行して、本当に欲しいものを記述できてない。というか、ほんとはそちらが大事なのに、用語を元にした断片的な要求や先覚的なシステムを真似ることから始まったりする。普段、そんな要求の整理が大事だといったり考えたりしてるのに、全然別の次元の事だったせいかそれと反する行動に出てしまった。少し反省というか、もしかしたら用語の先行などは人間の性に近いものかもしれないから、ポイントポイントでチェックすべきなんだろう。

なお、さらに言えば、今回だと親戚の言うのを鵜呑みにしたのも問題。ITシステムだと、現場や他部門からの要望を鵜呑みにするのに近いかも。現場の総意なのかとか本当の要望なのかの確認が必要だろう。いや、これも分かってるんだけど、上と同様につい間違った行動に出てしまった。

全然情報系と関係しない局面で、要求整理の重要さやその対策に思いをはせることになった。

12月 1, 2014 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年11月16日 (日)

相続関係説明図をエクセルで作成

ここ半月くらい、実家の山林の所有権移転に関する作業を時々行ってる。主体の作業は実家近くの親戚なんだけど、自分の証明書を取り寄せたり、表題にある相続関係説明図や遺産分割協議書のドラフトを作成したりしている。後者は自分たちで申請する事にしたために、自分たちでドキュメント作成というわけだ。

なお、(自宅での最寄の法務局で確認したりしての)自分なりの2つでのポイントを述べておくと、、、。相続関係説明図は、生年月日もしくは死亡年月日は必要。住所の記載に関しては、必須とするかは各法務局で若干認識が異なる可能性あり。遺産分割協議書に関しては、誰かが1つ保管しておき、法務局や他の人へはコピーでOKということ。ちなみに自分たちは、法務局への1つと保管の2つを作成して、他の人はコピーで保存する予定。

さて、タイトルでの相続関係説明図だけど、家系図といっても良いかな。ということで、フリーソフトとかを使って作成したけど、芳しくない。エクセル上で親子関係をデータとして入力すると作図してくれるものが良さそうと使ったけど、コメントめいた事を入力しても次の作図指示でクリアされてしまう。あと夫婦は二重線にして他は直線にしたいけど、そのあたりが上手くできない。(別のソフトでは出来そうだけど、データ入力が面倒そう。)

そこで、エクセルで作成することに腹を括りやってみた。テスト的にパワーポイントでも書いてみたけど、(特に修正での)人の追加になると結構面倒で、エクセルの方が適していると思われる。二重線などは、エクセルの罫線やセル結合を利用して、人の追加や修正を行いやすくしてみた。

ところが上記での法務局での確認で聞いてみたら、そもそも最近は横書きが多いそうだ。法務局でのサンプルも横書き。つまり親が左にいて、子が右にいるというもの。一般的な家系図は、親が上。

少し悩んだけど、それまで作業を縦書きでしてたが、横書きで再度作成する事にした。

Photo_22_4

左が縦書きのもので、右が横書きのもの。アルファベットの所が人名となり、相続関係説明図としては相続人かどうかの区別や生年月日などを記載する。(実家の法務局が、ぶつぶつ言ったら住所も記載。)


それにしても、司法書士さんのページとか参考にしたけど、人数分の作成かどうかなどは結構意見が違っていた。分かりやすい説明というのは大変なのかもと感じた。逆にこういうのは、自分たちで申請するのなら、本家(法務局)で先に確認した方がずっと効率良いと感じた。法務局から貰ったサンプルはネットとかで書かれているよりも遥かにシンプルだった。


「不動産登記」

「田舎の家 土地」

11月 16, 2014 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月21日 (日)

デジカメのバッテリー 捨てるにも一苦労

デジカメのバッテリー(リチウムイオン)が、少し膨らんで取り出しにくくなってしまった。以前から気にはなってたけど、冬に備えての意味もあり、追加購入。元々のバッテリーも含めて、5つ目。

201409211607582014092116083020140921160950写真に写ってるバッテリーは、上から古い方で、上端が膨らんでしまって取り出しにくくなってるもの。

光の反射で、少し膨らんだ様子がわかるだろうと思う。

ちなみに、新しい方が元々厚めになってて、言わばすぐに膨らんだら交換が必要そうに思える。まっ、安全面を考えてのことかもしれないけど。

電池持ちが悪くなって追加購入したことはあったけど、取り出しにくくなっては初めてかと思う。このデジカメを含めて、他の機器のリチウムイオン電池でも初。少し気になって調べたら、過充電でそうなることがあるらしい。過充電で電池持ちが悪くなるというのは聞いたことあるけど、膨らむというのは余り耳にしなかった。今後は、使い切るような工夫をしたいと思う。なおパソコンなどの電池で、発火による回収は発生してるけど、それの予兆と考えるべきなのか??


で、使えなくなったリチウムイオン電池を破棄しようと、電池工業会のページ経由で協力店を検索。最寄り駅への道の途中にヤマダ電機があったけど、つぶれてしまったため。正確には、少し遠い所へ移転。

少し離れるけど、イオンの大和店が掲載されてたので、用事のついでに行ってみると扱わなくなったと言われた。ガーン。さらに遠い別のイオンに行っても同様だろうし、遠いヤマダ電機もそうかもしれない。何かのついでに、ヨドバシカメラかな~と考えてる。

ふと、首都圏の我々ですらそうなのに、地方都市だと二次電池のリサイクル協力店って身近にあるんだろうかと思ってしまった。電機業界が縮小するように、電気販売店が縮小、二次電池の協力店も縮小といったイメージを抱いてしまった。

二次電池という括りなら、携帯電話販売店のほうがずっと多い。そこで他の機器のも扱わないのかな~とか、自動車のバッテリーがあるから、そっちでも良いのにとつい思った。

業態の浮き沈みが、妙な所にも影響してるな~と、なんか妙な気持ちにもなった。

9月 21, 2014 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 8日 (月)

終戦時のブラジル日系コミュと現代

昨日、ちらっと目に入ったTV番組が、BS1スペシャル「遠い祖国~ブラジル日系人抗争の真実~」。再放送で、前編の終わりごろから見出した。出掛ける予定があったので、後編を録画予約して、帰宅後さらっと見た。時間のあるときに、(再度)じっくり見る予定。
NHKサイトじゃないけど、以下にちょっとまとまってる。番組の制作会社のサイト。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&ved=0CC8QFjAC&url=http%3A%2F%2Ftemjin-tv.com%2Fworks%2F%25E6%2594%25BE%25E9%2580%2581%25E3%2580%25808%25E6%259C%258815%25E6%2597%25A5%25EF%25BC%2588%25E9%2587%2591%25EF%25BC%258916%25E6%2597%25A5%25EF%25BC%2588%25E5%259C%259F%25EF%25BC%2589%25E3%2580%2580%25E9%2581%25A0%25E3%2581%2584%25E7%25A5%2596%25E5%259B%25BD%25E3%2580%2580%25EF%25BD%259E%25E3%2583%2596%25E3%2583%25A9&ei=ybgNVK2ABtWTuATGlIC4Bw&usg=AFQjCNFiQQH5gS0E6hO-G-Dm5HSf_S4A1w&sig2=DBak6c9Nc1NuiovogJw25w

第二次世界大戦の終戦間際や終戦後の、ブラジル日系人内での抗争を扱ったドキュメンタリー。自分は、全然知らなかった。「勝ち組」「負け組」が対立して、複数の暗殺まで発生する。「勝ち組」は、終戦時も日本が勝ったと信じている人達。「負け組」は、日本が負けたんだと理解できた人達。大戦時に、日本人はラジオを取り上げられるなど情報皆無の状態。一部の人達(「負け組」)は、ラジオで知ったり、ポルトガル語を理解できたりして、日本敗戦を知る。

「負け組」が「勝ち組」の人々を説得するという、単純な図式にならない。元々の「負け組」の多くが、お国のためと言ってたのに、ころっと変わったように映ってしまう。また説得するにも「勝ち組」の人達を、罵倒するような言動をする人も出てくる。(実際あったのかも知れないが)「勝ち組」が行動に出たとのデマが出る。本当のことを知ることよりも感情が先になって、対立がエスカレート。暗殺事件まで起きてしまう。

日本が勝ってるとのチラシを販売する輩が出てくる。終戦後に日本が勝ったので、帰ろうとの機運が高まり、港で二世などのために日本語学校を開いて一儲けという輩もいたようだ。そんな人々により、混乱が加速したり、後になって怒りを別の組に向けたりする事になったのだろう。

番組では、日系人の人々が出て、当時の事を喋った。暗殺に関わった人、そして殺された側の家族の話もあった。それぞれの人生といったイメージ。帰化するつもりはないと言ってた老婦人が、あの壁の絵が死後どうなるかだけ心配と、指し示したのが天皇陛下の絵だったシーンは印象的だった。

なお個人的には、最後の方では和解していった話も出るだろうと思いながら見ていたが、見当たらなかった。番組構成として多少不満が残るとともに、今も続いてる悲しい現実なのだろうとの思いに至った。(一昨年だったか、親戚の所でブラジル移民の人=老婦人と少し話をする機会があった。この抗争のことを知ってたら、もしかしたら少し当時の様子を聞けたかもしれないと、ふと残念に思った。)

ちなみに映画になったおり、「汚れた心」(けがれたこころ)と「闇の一日」。

後者は、YouTubeで無料で見ることができるが、(二世らが喋るのは日本語でも)見出しやナレーションはポルトガル語である。
https://www.youtube.com/watch?v=QDf_egB3MG4&feature=player_detailpage

また、日本語版も公開予定と書いてるページを見つけたが、YouTubeで”闇の一日”や”yami no ichinichi”で検索しても出てこず、日本語版の公開はお流れになったのかもしれない。

「汚れた心」はブラジル人フェルナンド・モライスの「コラソンイス・スージョス」を原作としているし、この日本人間の抗争を扱った日本のドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」もある。

これらの事を知ったのも、今回のBSでのドキュメンタリーを見てから。


なお、こちらもちらっと見た、今日の朝ドラ「花子とアン」では、戦時中の婦人会での一般の婦人と接客業?らしき人達の婦人会の対立があった。また、ヒロインの友人宅に石が投げつけられるが、非国民と言いながら逃げてったのは子供たち。前者の婦人会の対立は他の朝ドラでも登場したような気がする。後者の子供による行動は、他の朝ドラであったのか?? ふと、昨日の「遠い祖国~ブラジル日系人抗争の真実~」と似たような状況と言えなくもない。


朝ドラを見た後、ドキュメンタリーとの相似性に思い当たり、さらには現代と結構似た側面があると思いついた。最近多いのが、ネット上のデマ。明らかな個人によるデマもあるが、大手新聞社などが(外部からは余りに意図的と思われるような)偏った記事を流す。他にニュースそのものは信頼できるが、”拡散希望”と記してSNSでのアカウント収集を目的としたものも少なくない。拡散希望には、あからさまに拡散希望と記してないこともあるし、可哀想な話などが少なくなくて、つい”いいね!”をクリックして拡散していく事がある。

ちょっとした事件で、実行した人を非難する人が出たかと思うと、擁護する人が出てくる。タレントや企業の言動などに対して多量の意見が飛び交う時もある。いわゆる”炎上”の発生。対立が結構エスカレートして、更なる事件の発生に至る事もある。

ドキュメンタリーや朝ドラでの時代は、戦時中や終戦直後。言論統制がされていたり、情報が全く入って来ない時代の話である。ところが現代の対立の発生が、妙に当時と似かよってる気がしてならない。現代でも、本来の情報の欠如が原因の時がある。不確かな情報が先行するケースがあって、正しい情報は遅く到着してしまう。そして、感情とか心情でバイアスがかかってしまう、、、。情報のスピードは速いが、飛び交ってる信頼性はさほど向上してはいないということだ。


直近での自分の周りでの”拡散希望”ネタへの反応は少なくなったように思う。逆に、大手新聞社での偏った記事への対抗がエスカレートしているように感じる。偏った記事を出す新聞社が悪いんだが、その対抗たるメディア(週刊誌)だって、偏った記事やゴシップ的過ぎる記事は少なくない。1,2歩下がって位の気持ちで読んだ方が、良さそうだと考える。

マスコミや風評に踊らされるのは、今も昔もさほど変わらないと言える。歴史から学んだはずだが、現代でも起きてしまう。ある意味、歴史を単語で暗記した/暗記させた弊害なのかもしれない。ドラマなどで当時の具体的なことを知り、そして現代と対比して考えるというのも、備えとしては悪くないと感じるこの頃である。

9月 8, 2014 日記・コラム・つぶやき映画・テレビ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年6月15日 (日)

電車のドアに挟まれそうなカバン とある機転?

今日、駅構内で「へぇ~」と思うことがあって、紹介。田園都市線、中央林間駅。

ホームを急行に乗るために渋谷方向へ歩いてた。もう片方の番線には、もうすぐ発車の各駅停車。各駅停車のドアにカバンが置いてあるというか挟まってる感じのが目に入った。「どうしたんだろう?」と思ったら、車掌さんが新聞を抱えてドアから出てきて、そのカバンを持ってこちら方向に向かってきた。

駅事務室に戻る際に、網棚の新聞を発見して取りに行ったんだろう。発車が近かったので、運転手にその旨を知らせるためにカバンを置いたんだと。見て分かるし、万一気がつかなくてドアを閉めようとしても、障害物となって発車できない(はず)。電車の運転手や車掌のカバンって時刻表みたいなのが外から分かるように入っているが、それが運転手から見えるようになってた。自分の観察でも、普通の人達のカバンじゃないと判明したので。(もしかしたら、両方に時刻表や紙みたいなのが入ってるかもしれないけど、自分の記憶だと片側だけが多いように思う。つまり、時刻表みたいなのをわざわざ運転手の方に向けて置いたようだ。)

いや~、凄いと思ってしまった。外人さんなら超クールと言いそう。

こういうのは教育でやるのか、各自の機転なのか良く知らないけど、感心した。対比的には、ソフトウェアなどでは、どうも機転や応用力に乏しい。応用力に乏しい人が多すぎると言うか、、、。ソフト屋さんならネット経由で情報交換とかできそうだけど、そんな機転を利かせた事例を言い合うネット上の場やリアルの世界での場が無いのか、そもそも言おうと思ったり訊こうと思わないのか??? 今日の出来事で、ふとそんなことも考えてしまった。

6月 15, 2014 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年6月12日 (木)

血液型と性格 日中韓視点

SNSで時々目に付くのが、血液型と性格の話。何気ない血液型の話に対して、血液型と性格は関係ないとか科学的根拠が無いとの意見が出る。知り合い同士だけなら信じる派と信じない派をある程度把握できてるが、”友達の友達”みたいな人が話に加わって話のスレッドでヒートアップしてしまう時がある。

自分は、どちらかというと血液型と性格との関係を信じる派、というか関係は浅くないと考える派。流石に、血液型と性格を固定的に考えたり、血液型で人を色眼鏡で見るまではしないが。なお個人的には、信じない(根拠が無いと言う)派の人は、血液型で色眼鏡で見たり差別的に考えることに抵抗がある人が少なくない印象がある。逆に言えば、血液型と性格との関係を信じる人達に、差別的指向の人達がいるということだろう。


ただし、科学的根拠が無い、人によっては全く無いとの意見に関しては、多少腑に落ちない。自分も回りで血液型と性格の話に及ぶと、結構当てはまることが少なくない。血液型を信じてるのは日本と韓国程度で、他の国では話題にならないとの意見のようだが、逆に韓国とかで信じてることに興味が出てくる。なので、科学的根拠が無いと一刀両断にするのも固定観念過ぎて、日本人や韓国人が信じる共通的な理由や背景があるのではないだろうかというのが頭の隅にあった。

また、ドイツの精神科医クレッチマーの「体型と性格」などのように、外見などでその人の性格を推し量るのは皆さん関心のあることと思われる。昨今はメンタルヘルスのことが言われており、精神的に追い込みやすそうな人が分かれば、予防の一助になるかもしれないし、チーム編成での性格の偏りなどでの参考情報になり得るかもしれない。そんな考えもあって、血液型と性格で、日本人や韓国人が信じる共通的な理由などが無いのか時々ネット検索などを行った。


ちなみに、色々調べた際に目についたのが、市川團十郎 (12代目)の血液型変化。白血病(での骨髄移植)の影響で血液型がA型からO型に変わったそうで、ウィキにも出ている。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%9C%98%E5%8D%81%E9%83%8E_%2812%E4%BB%A3%E7%9B%AE%29

当時のスポーツニュースは以下。インタビューで血液型と性格について言及しているが、冗談やリップサービスの範疇であろう。ただし、血液型が変わった具体的な事例を自分は知らなかったが、論文などで調査したケースが見つかるのかもしれない。
 http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20081029-423790.html

日本や韓国などの血液型を調べてて、最近目にしたのが以下のページ。「ABO血液型とRh-の割合」。民族毎の血液型とRh-の割合が整理されている。
 http://ameblo.jp/rh-aa/

出典は「赤十字 民族別 Rh-の出現頻度調査(1996)」と記載してある。その中で、日本人、中国人、韓国人での割合が以下。

 日本人
  A型39% O型28% B型23% AB型10% Rh- 0.5%

 中国人
  O型54% A型23% B型20% AB型3% Rh- 0.7% 

 韓国人
  O型37% A型33% B型21% AB型9% Rh- 0.5%

他の民族はRh-がほとんど10%以上なのに、これら3つの民族は1%未満である。ちなみに、アイヌ人は7%。日本人などで、血液型と性格に相関性があるとの因子として、Rh-を挙げるのは悪くないように思えてきた。極論すると、血液型は性格に関係する作用を持っているが、Rh-はそれを阻害するみたいな発想。

あるいは、そんな視点で考えれば、Rh-よりもたんぱく質など寄与率の高い因子が見つかるかもしれない。(念のためだしくどいが、性格というのは結構後天的なものだし何かの因子で決定されるとは考えられないので、”影響しているかもしれない”因子と表現すべきだろうが。)

また別の以下の情報もヒットした。聯合ニュースという、韓国通信社のネットニュース。2007/09/21付けの記事で、論文として発表されるというもの。

 「O型は外向的でA型論理的」、血液型研究を総合
  http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2007/09/21/0200000000AJP20070921000900882.HTML


日本でよく言われている血液型と性格の話と似かよっていて、興味深い。

中国人にO型が多く、自分の周りや電車内などで中国語をしゃべる人を見ると協調性に欠けて独断的な人が少なくない事と関連しているように思えてくる。韓国人もO型が多くて協調性の無さは似かよっててその関連かと思ったが、想像してたよりもA型が多い。韓国の自殺率の高さがニュースになることがあるが、経済発展やストレスの上昇と共に、案外A型が多いのも背景かなと考えてしまった。

Rh-の少ない日本人、中国人、韓国人という括りで血液と性格の関係性を調べると、何か発見とかがあるかもしれない。ただし、昨今の政治情勢からして、韓国(や中国)とこのような調査が共同的に行われるかは、はなはだ疑問である。結構無理がありそうだ。

また、途中で出展として記載した赤十字の”民族別 Rh-の出現頻度調査”が結構古くて、新しいものが無いか日本語での検索などを行ったが見当たらない。そもそも”民族別 Rh-の出現頻度調査”が日本赤十字社での調査レポートのように捉えたが、書籍や論文かも不明であり、追跡できてない。1996年の調査は正しいとしても、それ以降の調査は行われていないとか、公にはしないようになっているのかもしれない。民族と血液型(や遺伝子など)の話って、今や結構デリケートな範疇とか余り触れるべきでない分野になってるとしたら、それも韓国(や中国)とのこのような調査は難しいのかな~との思いになっていく。

でも、血液型と性格って関係あるかもしれないので、ちょっとした興味の範疇でネットニュースなどを調べたり気に留めておこうと思う。

血液型に関する本 : Amazonでの血液型に関する本

6月 12, 2014 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年6月 3日 (火)

福島原発の漫画「いちえふ」

一昨日何気に本屋さんに行ったら、漫画のコーナーに少し大きめに福島原発の漫画がディスプレイされてた。お試しみたいな小冊子もあって、中をチラチラ見た。面白そうと思いながらも、その時は買わず。そしたら、昨日2日の「クローズアップ現代」で他の漫画と一緒に取り上げられたらしい。

「いま福島を描くこと ~漫画家たちの模索~」 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3506.html

漫画は「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1)」

福島第一原発で作業した人が描いたもの。会社名や人名などは仮名だけど、大きなとこはそれっぽく分かる。

そもそもハローワークで応募するところから、話がスタート。現実的な側面が多く描かれてて、いろんな意味で参考になった。(実際の作業はないけど、宿泊料は天引きされるとか、、、。さすがに、印鑑を預けるのはほんとかな~、というかその都度捺印するやる方でも認めてくれそうに思うんだけど、、、。)

放射線の被爆量の監視の仕方なども(今は違うのかもしれないが)結構細かく書かれてるし、作業員の息抜きみたいな話も出てくる。原発でなくても、労務管理などで参考になりそうな事が少なくない。

コミックには連載中のようだし、続編と言うか②巻も発行予定とのこと。②巻が出たら、そちらも購入しようと思う。

6月 3, 2014 日記・コラム・つぶやき書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月 4日 (水)

かけ算の順序 その2

今日の新聞に掲載されていたのは、OECD学習到達度調査2012。以前「かけ算の順序」をブログに書いたけど、それに関連するかのように、面積の公式が出ていた。

多少新聞によって違うのかもしれないけど、日経では数学的応用力の問題として√2を用いて長さを求める問題が書かれていた。なお√2そのものを知っている必要はなく、公式一覧としてピタゴラスの定理が書かれている。そこから導くもの。(もちろん√2を知ってても解ける。)

その公式一覧に、長方形の面積や三角形の面先が書かれている。長方形は、横*縦(図とそれに書かれているa*bとの表記だけど)。同じく三角形は、1/2底辺*高さ。(回答では式を書く必要はなく、計算結果を書くというもの。)

ここで示したのは、ある意味長方形の面積の横*縦は、世界に広まっていると考えて良いと言うこと。ただし、「かけ算の順序」でのコメントに書いたように、現行の指導要領では、”または”縦*横でも良いとしている。

逆に、6年生での円の面積は(半径)×(半径)×(円周率)で、πr↑2 じゃない。

「かけ算の順序」のコメントでは、(円周率)×(半径)×(半径) も○にして欲しい旨を書いたけど、小学校の時に×になっても悪くはないかなという気になってきた。というのも、6年生での円の面積の求め方は、円を細分化して平行四辺形の面積になるという事から導いたものであるからだ。(πr↑2は、中学の時には覚えなさい式の公式だけど、由来は積分。)

逆に、先に進む子が小学生のうちにπr↑2 を知っていたら、小学生のテストの時には(半径)×(半径)×(円周率)で答える方が良いとか、そもそもなんでπr↑2 なのかを教えた方が良いのかもしれない。(半径)×(半径)×(円周率)が良いというよりも、円の面積の小学校での習い方の再復習と言うべきか。

つまり学習の進み具合で、式の教え方でも、少し変化するものもあると言うこと。そんな認識の必要性を感じた。

12月 4, 2013 日記・コラム・つぶやき | | コメント (7) | トラックバック (0)

2013年11月29日 (金)

NTT 武蔵野R&Dセンタ 見学

今日は技術士関連で、NTTの施設見学。NTTの三鷹(研究所)で、展示ホールと同じ敷地内の「NTT技術資料館」の見学。ちなみに、展示ホールの案内がPDFであるし、NTT技術資料館のページは以下。

http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/

展示ホールでは、秘密計算システム、Jubatus(ユバタス)、フォトニック結晶、使用電力測定のシステムなどを見学した。同じ見学グループメンバーから、結構鋭い質問が出た。鋭すぎるなり一部的外れに思える質問も出たけど、結構丁寧に回答してもらったと思う。(というか、自分が同じ立場で説明してたら、回答断念するかも。^.^;)

いずれにしろ、細部のことまで知ることができたのは貴重。また、個人的には、実際のケーブルの展示やちょう架の設備なども展示されてて、結構気づいてないこともあって参考になった。

20131129160655「NTT技術資料館」は、電信や電話、そしてコンピュータに関する展示があった。撮影はOKだったけど、ブログなどへの掲載は原則不可。広報の人に、この写真をアップしても良いですかと実際に見せて許可をもらう格好。

左の写真がそうなんだけど、NTT技術資料館のページのと変わらない。^.^; なお、最初この展示を見たときには、オルセー美術館の”睡蓮”を思わすようにも思えて、ちょっと感激した。

DIPSとかパラメトロン計算機といった黎明期のコンピュータや周辺機器の展示は、結構興味をそそった。(ただし、実際に動かないのが少し残念。つい関係者に、富士通のは動くのにと言っちゃった。)

世田谷でのケーブル火災事故(「世田谷とう道火災」)の展示が結構スペースを占めていたのが意外だったが、ある意味事故の教訓を生かそうとの考えなのだろう。

ちなみに、「NTT技術資料館」は木曜日に一般見学が可能で、無料とのこと。興味あればどうぞ。


幕末からを含む技術革新、そして最近の技術動向も知ることができて、有意義な一日だった。ちなみに懇親会では、ADSLが話題となった頃に「日本は光ネットワークで行くんだ」と言ってたのと対比して、昨今は日本の通信インフラをどうしたいとの話しがないように思える旨をしゃべっちゃった。直近では、アメリカによる盗聴も話題となった。そんなことを検討するのは政府の仕事かもしれないけど、ちょっと気になった。

幹事さんやNTTの関係者の皆さん、ありがとうございました。

11月 29, 2013 日記・コラム・つぶやき技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月12日 (火)

かけ算の順序

1月ほど前だったか、つぶやきで子供が小学校のテストのかけ算で、式での順番が違うとのことで×をもらったというのを目にした。その時は、「そうか~」ぐらいの気持ち。

ところが、今日は別の調べ物をしてたら、かけ算の順番に関するページを目にした。気になって調べたら、結構出てくる。ウィキペディアに、「かけ算の順序問題」のページがあるくらい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%91%E7%AE%97%E3%81%AE%E9%A0%86%E5%BA%8F%E5%95%8F%E9%A1%8C

例えば、リンゴ3個の皿が2つあったら、個数は3*2=6と書くべきところを、2*3=6と書いて×なのはおかしいというもの。相当昔の新聞に出てたとか指導要領との関係とか、海外(アメリカなど)じゃ逆に習ったとか、、、、。大学の、しかも数学の先生がおかしいと書いてるページもあった。

要は、a*b=b*aの交換則が頭にあるようだ。(個人的には、帰国子女などの多少のショックも背景にありそうに思う。)


自分は、おかしいとしてる人(特に数学の先生とか理数系の人)の考えが今ひとつ良く分からない。例えば、売り上げ予測のレポートなどで、月に100万円の売り上げがあり年間予測をする場合に、「100万円*12」とか書くけど「12*100万円」とは、まず書かない。添削なり修正することが多いだろう。消費電力などもそう。

物理で言えば、E=mc²のエネルギー保存則は、常識的に質量(m)を先にしてる。それをE=c²mと書いたら、常識を疑うし論文としては、まず落ちるだろう。

数学でも、例えば初項 a、公差 d の等差数列の一般項 an は

an=a+(n-1)d

と表すけど、an=(n-1)d+a とは普通表さない。

式とは、お互いの理解しやすくするルールみたいなものである。日本では、そのルールの基本を小学校で教えていると考えれば、納得いくと思われる。(上のエネルギー保存則や等差数列の式は海外でも同様のはずだから、むしろアメリカなどの教え方の方が後々苦労すると思われる。苦労は言い過ぎだろうけど。)


なんか自分の子供が×をもらったり、アメリカなどで教育を受けて日本のやり方が違ったりして、目くじら立てて、本質的にどっちが良いか判断しようとしてないように思えてならない。

11月 12, 2013 日記・コラム・つぶやき | | コメント (17) | トラックバック (0)

2013年8月12日 (月)

街路樹とケーブルの共存

今日は出掛ける際にデジカメ持参して、前から気になってた街路樹をパチリ。

P8123141P8123142電線などが木の中腹を横切ってる。結構長い距離にわたって、この光景が続いてる。

都内でも結構この類の光景は多い。暴風雨になったら、停電や通信途絶の可能性が大である。ちょっと/いや結構不安になってきた。特に、昨今は異常気象で、強風や竜巻になることも多い。また電柱の上にまで木が伸びるということは、木の方に落雷する可能性が高いということ。そうなるとケーブルの被膜が燃えたりすることもありえる。

全部地下化しろとまでは言わないにしても、剪定して高さを低めにするなども考えないと行けないと思う。また、電柱やそのケーブルまでを考慮した街路樹の選定なども必要になってくるだろう。

備えあれば憂い無し、、、、。


8月 12, 2013 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月28日 (月)

インクジェットプリンターを処分

今日は電気製品無料引き取りのチラシがあったので、インクジェットプリンターを引き取ってもらった。エプソンの950C。

思えば最初プリントした時は、その画質の良さにビックリした。特に光沢紙を使った時の画質。ちなみに、初期にインク出が悪い時があり、調べてユニット交換のリコールに遭遇した(と思う)。

年賀状の印刷やCD-Rへの印刷で、時々滲んだり位置ずれが発生はした。プリントスピードも遅いので、2年ほど前だったか、レーザのプリンタを購入した。(ただし、レーザプリンタは画質の面ではインクジェットに劣るので、併用。)

年賀状印刷とかで重宝してたけど、今年の年明けにカートリッジ交換しても正しく認識しないようになってしまった。別のカートリッジを再挿入したら、そっちがエラーになることも。電源再Onとか、少し温めてみても駄目。数日間、何度も試したけど駄目で、買い換えようか悩み出した。買い換えるにもお金がかかる。以前似たようなことがあって暖かくなったら直ったけど、それを待ったり、来年の冬にまた調子悪くなるかもと気になった。以前から画質も少し落ちているように感じていたので、潮時っぽい気はした。

買い換えても、(レーザプリンタはあるので)時々しか使わないので、金額的に勿体ない気がしてきた。量販店でのプリントサービスがあるので、少し細部を調べていたら、近所に「カメラのキタムラ」があることが判明した。より正確には「カメラのキタムラ」が出来た当初はカメラの販売店+携帯代理店のように思っていたが、ネット上でファイル転送してプリントを受け取るサービスがあると知った。

実際やってみると、ファイルをアップして1時間(実際は30分程度だった)で受け取ることが出来ると。枚数は30枚とか80枚。画質も悪くない。(というか自分のデジカメ撮影はVGAモードでの撮影がほとんどなので、そちらの画質の影響の方が大。)

ハガキ印刷(特に年賀状印刷)については、お年玉年賀ハガキでの画像面の印刷もOKとのこと。また自分のレーザプリンタはハガキや封筒への印刷もOKで、プリントサービスで画像面を印刷して宛先部分は自宅のレーザプリンタで印刷する方法を採用できそうだ。

ちなみに(情報カードのつもりで購入した)安いハガキにレーザでプリントしたら、それなりに印刷できたけど、インクが落ちるなどして実用には耐えられそうになかった。逆に、デジカメ写真の情報整理に、1ページに40葉プリントしておくけど、そちらはレーザでも充分だった。

残ったのが、CD-R/DVD-Rへのプリント。レーザ用のラベル用紙があるとのことで量販店で確認したけど、少し厚めに思えた事もあって購入自体は行わなかった。そもそもインクジェットプリンタ時でも、CD-Rへプリントは10回やったかどうか。(ただし、1回で数枚プリントというケースはあり。) 自分で使うCD-Rなどは、水性インクを使って後で修正できるように手書きにしている。なので、そもそもCD-Rなどへプリントする可能性が少ない。その時にレーザ用のラベル用紙を検討すればいいかとの思いへ。

結局色々考えて、インクジェットプリンタを廃棄することにした。全く使ってないインクカートリッジが7色あるし、L版含め光沢紙のストックもあったけど、踏ん切りつけた。(あんまり予備の消耗品を買っとくのも考え物と痛感。)


決断まで一騒動だったけど、最近量販店のプリントコーナーの人が増えた気がして世の中の流れ自体がそうなのかもと思ったり、それなら○○の機能も欲しくなるのかな~とか色々考えたりして頭の体操にもなった気がする。

1月 28, 2013 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月31日 (月)

2012年 総括

昨年と同様に大晦日なので、今年2012年で気になったことなどを書いてみる。既にブログに書いたこと以外を中心に。

・Outputの少なさ

今年はまとまったOutputが少なかった。普段少し気にしてたけど、ここで“総括”って書いて、なおさらそう感じた。猛反省。

ブログとか資料提出とか無い訳じゃないけど、まとまったそれがないと思える。頭の中で断片的なことは思い付くんだけど、断片的なものを組み合わせる段階がうまく進まない。マインドマップで記述しても、それらをいじって少ししたらまた考えが変わったり(というか追加や変更)、、、、。

来年は組み合わせの方法とか、Outputの出し方などを再検討したい。

・少し幅広く再勉強

今年は、ソフトウェアやプロジェクトマネジメントばかりではなく、その延長での/延長を兼ねて、メカとか製図や建築施工などをお勉強。ただし浅く広くで良いのでと、高校教科書などで勉強することにした。個人的には、網羅的にポイントを押さえて書いてあるので重宝。結構多くのことに気づかされた。

・世の中の流れへの感想

今年は、スキャンサービスの他炊が結構減った。いざ他炊しようとしたら、その会社が無くなってるとか、雑誌などサービスの一部をやらなくなったりしてた。良さそうなところは、それなりの期間がかかる。

多少似てるのがネットサービス。急にサービス停止などになる。しかもそれがGoogleレベルの複数の大手で発生する。少し今までの日本人の感覚とは違うように思う。

ネットレベルの大きなトラブルもサービスレベルでドライに対応される。当然とも言えるけど、吹っ切れない。口コミでは”サクラ”による書き込みがあったり、オークションでそれっぽく誘導する芸能人が問題となった。Twitterとかで、時々ガセで大騒ぎと言うこともまだ時々発生している。iPS細胞に関してのねつ造疑惑が発生したし、いろんあ分野で論文詐称も時々ニュースになる。

業者や個人が悪いと言うよりも、メディアが一時的にしろヨイショする弊害のような気がしてならない。あるいは、正確な情報への嗅覚、あるいは不正な情報に対する嗅覚のようなものが必要となる時代かと感じた。自分も気をつけたいし、感度を保つようにしていきたい。


来年は頑張りたいと思う。良いお年を!

12月 31, 2012 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月26日 (金)

JIT(Just In Time)的な天ぷら丼

今日は幕張メッセで、ショー見学。11時少し過ぎに幕張駅の到着したので、駅前で何か食べることにした。で、ふっと寄ったのが”てんや”。天丼チェーン店。ここ数年は油ものを控える傾向にあるので、てんやも利用したのは3,4回くらい。

結構混んでて、待ってる最中に何気なく厨房を眺めてた。そう言えば、てんやで、今まで厨房が見える所に座ったことがなかった。

天ぷらを揚げているように見えるのは、二人。何となく分業しているようにも思えるけど、丼物でどう分担するんだろうと頭をめぐらせた。というのも、天丼って、○○丼にはエビとカボチャ・・・、**丼にはカボチャと茄子・・と丼の種類で具が違う。しかもトッピングの注文とかもあるので、組み合わせが多くなってしまう。

また、なんか油の音がして、揚げているようだ。イメージ的には具材を集めてレンジやヒーターで温める方法が効率的だろうけど、その方法でも無さそう。

どうも動きを見ていると、片方の人が具材を油の槽に流し込んで、もう片方の人が揚がったものを盛りつけしているように思える。時々御飯の盛りを手が空いた方がやったり、具材を流すのを代わったりする感じ。オーダーの紙には○○丼とかしか書いてないだろうから、どこかで具の情報に分解しないと、スピーディにお客を捌けない。多分ソフトウェアの出番。つまり各注文に対して、どの具材をいくつ揚げるかカウントして、油の槽の前辺りに表示するんだろう。

お店を出るときに、別方向から厨房が覗けたけど、片方の人はレーンのような部分に具材を流し込み、一定時間油を通ったら、盛りつけの人の前でポトリ。揚げるまでは、ベルトコンベア方式。

たいしたことでもないんだけど、思いつけて結構気が楽になったし、その辺のシステム化がチェーン店のキーポイントなんだろうと考えた。ちょっとしたJIT(Just In Time)の真髄。

それにしても回転寿司も含めて、飲食店での情報化、しかもその効率化には学ぶことが多いと思う昨今。

10月 26, 2012 日記・コラム・つぶやき技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月16日 (木)

帰省時の交通機関運用

鹿児島に帰省したけど、その際に交通機関での運行トラブルなどに遭遇したのでメモとして残しとく。鹿児島へが8月8日、鹿児島からが今日8月16日。飛行機はどちらもスカイマーク。

P8080166_2羽田空港では、飛行機点検で不具合発覚とかで結局2時間くらい足止め。

飛行機も同型に変更だし、搭乗口も変更になった。(本来は4番ゲート。) ゲート変更で、搭乗者確認などのシステムへの変更も伴うことになる。

またよくよく考えたら、搭乗者の便って論理的なもの。実際運行する飛行機番号は別管理。なお、同型って書いたけど、同じ737-800でも、今回変更後に乗り込んだのは、主翼の端がソリ上がってないタイプだった。

飛行機会社が機首を揃えたい理由の1つを垣間見た気もした。

P8080168鹿児島の市電の写真。芝が綺麗。芝があるのとそうでないのとでは、気分が違う。特に鹿児島市内では桜島の灰があり、線路のそれを目にしにくいので、影響が大きい。


鹿児島からの帰りでは、加世田というところから空港へのバスを利用。末尾に並んだけど、普段より長~い列。補助席も埋めていったけど、結局乗り切れず。次のバスかなと思ったら、臨時バスを出してくれた。いや~感謝。

既にICカードを読み取らせていて、臨時のバスの方へ移動。整備の人も乗ってて、最初?と思ったけど、エンジンなどの整備もそうだけど、運行路線変更でのIC読み取り機の設定なども行ったのだろう。ICカードを読み込ませてしまった旨を言ったら、再タッチしてくれと。(電車だと降りてないからエラーなんだろうけど、今回は特にエラーにならず。バスでのカードの扱いの考えが違うのか、今回のバス会社の仕組みによるのかまでは?)

その先にもいくつか停留所があるので、本来のバスに丁度全員乗れても、臨時のバスは発車する予定だったと思われる。

P8160305鹿児島空港の様子。

ANAの手荷物預かりの所を、急遽LCCのピーチとソラシドエアーの手続きにも出来るようにしてる。多分だけど、空港へのバスがめちゃくちゃ混んでたのは、大阪へのLCC利用も一因かと思われる。

手荷物検査のゲートでは、直前の人がチケットが見つからずオタオタ。余り細部書くわけにはいかないだろうからだけど、係の人がそれなりの処理。搭乗券確認の機器というか機器+システムにそんな機能を抱えているのかとちょっと驚き。ある意味そんなノウハウがあるから/対応するからシステムなんだなと納得。手荷物検査の後にもいくつかの通過システムがあるので、それらが対応している必要があって実際動いているんだろうからそれにも感心。

P8160308本来スカイマークの羽田行きは、4番ゲート。空港では5番ゲートとなっていた。

ANAと15分差。「えっ、すごい」と思って撮影。ANAの人達が搭乗してもその掲示だったので、てっきり実行するもんだと思ってた。

どうさばくのか気になってたけど、、、、。結局スカイマークは、本来4番ゲートと。飛行機は4番ゲートに横付けされてたし、変だな~とは思ってたんだけど。それにしても、乗務員の人達とかシステム運用の人とか気が付かなかったのだろうか???

トラブル時がシステムの勉強になるケースあるけど、混雑時(今回は盆)の挙動も参考になると思った次第。特に、今回は、いつもの盆とは異なることを色々目にして参考になった。

8月 16, 2012 日記・コラム・つぶやき技術電車 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月 1日 (水)

PM学会講演会 野中郁次郎氏「場とスクラムのリーダーシップ」

今日は、PM学会の講演で、大井町の「きゅりあん」(品川区立総合区民会館) へ。野中郁次郎氏の「場とスクラムのリーダーシップ」。会場は「きゅりあん」の小ホールで、席はびっしり埋まって300人くらい?

講演自体は野中先生の知識ベースの話が主で、”場”やSECIモデルなどを最近の書籍/雑誌やトピックスを交えながら紹介。また講演の後に、学会メンバー2名とのQ&Aも行われて、プロジェクトマネジメントやIT業界、日本の競争力などに関する部分の掘り下げが行われた。(質問と回答の時間が長くて、多少講演の延長に近いイメージになった。また多少残念なことに、会場とのQ&Aは無し。)

断片的になるが列挙すると、、、。なお聞き違い等はご容赦。

・知識の源泉は主観。(主観の客観化は行われるが。)

・モノよりコトで考えることが重要。コトで考えるということは動詞で見るということ。例:インターネット”化”

・”賢慮”(フロネシス)のリーダーや「判断」が重要になってきている。

・賢慮のリーダーは、善、場(プラットフォーム)、現実直視、本質の概念化、概念の実現、政治力(組織化)への意識が必要。

・プロジェクトの例として、自動車ホンダのLPLやダイハツのミライースプロジェクト。後者の転籍している話や、トヨタの技術管理本部の人事権など、人事権を絡めた話が出た。

また個人的な受け取りでは、マトリクス組織よりも、転籍とかハイパーテキスト型の組織がこれから必要になるのだろうと感じた。

・シスコの全社員7万人の社内SNSなどにも触れた。

・Q&Aでは、ヨーロッパでの”リビングラボ”の取り組みの話しも。日本では藤沢での取り組みがあり、ノキアから指導を受けてる? ただし、”リビングラボ”の方法には課題もあるとの意見だったように思う。

・Q&Aで、プロマネ(リーダーシップだったかも)として、”教養”が重要である旨の話が出た。HBRの2009年4月号を引き合いに。そこでは神学なども含まれているとのこと。

・Q&Aでは、暗黙知を得意とする日本だったのに、日本国内で閉じていたのは敗因との意見だったと思う。シャープ亀山など。それに対して、韓国などは現地化や多様化への対応を行っており、それが差になった。


幅広い話だったこともあり、その分事前資料がないのは少しきつかった。後日資料は会員に公開されるので、そちらで復習するつもりだ。


なお、今回のイベント運営では、スムーズに行かなかった部分が少なくないと感じた。応募に対する受理連絡が当初無かったり、受理連絡への返信でメール配信が起きた。当日では本来2階席を利用できない事になっていたが、案内や掲示が無くて、2階席に着席する人達が発生した。その人達は、講演直前で1階に移る羽目に。

また、会場でデジカメやスマフォで写真撮影する人達がいた。前の方の列だったこともあり目立った。講演前に案内があったり係の人の制止があるかと思ったけど、それも無し。ちなみに撮影した人の一部は知った人で、学会の作業として行っていたのかも知れない。ただそうなら、腕章付けるとか混乱しないような措置が必要だったろう。

ちなみに参加受理のメールでは、”※会場内での録音,写真撮影,ビデオ等の録画及び無断で記録したものを第三者に配付する行為をお断りします。”との表現。撮影者が少なくなかったので、もしかしたら第三者への配付のみの禁止だったのかなと会場で考えた。帰宅して読み直すと、撮影そのものもNGだ。文章が少し分かりにくくて撮影に及んだのか?? 少なくとも会場で説明や対処がなかったのは良くないだろう。

なお、講演開始後に自分たちの列に着席する女性がいた。通路で少し立ち止まるとか、ゆっくり目に席に着いてくれればいいのに、他の人のバッグと接触して無理に引きずるように着席。特にごめんなさいも無し。この前のPMI日本フォーラムでも似たようなことに遭遇。押しが強くないとPMになれないのかもと苦笑しつつ、何で自分の回りでは不快なことが少なくないのかちょっと気になった。


多少運営や近くにいた人への不満はあったにせよ、講演はプロジェクトマネジメントを考える上で大きな示唆に富んでいたと言える。自分のメモや今後会員公開される資料で、復習や深掘りしていこうと思う。

8月 1, 2012 日記・コラム・つぶやきプロジェクトマネジメントプロジェクト管理 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年7月 8日 (日)

PMI日本フォーラム2012

昨日と今日は、PMI日本フォーラム。学術会館。

今年は事前に講演プレゼンをダウンロードしてiPadで持参。受講する講演部分のみ、事前ダウンロード可能だった。(フォーラム終了後に他の講演もダウンロード可能とする対応。)  便利だったけど、今回事前資料と発表資料が異なったり資料にメモを取っておきたい講演が、少なくなかった。ダウンロードは保護のかかったPDFファイルで、(直接書き込めなくても)メモの書き込みとかを工夫すれば良かったと少し反省。

また、各講演への申込みは、開催通知しばらくで満席になるところも少なくなかった。ここ2,3年、分かってはいるんだけど、つい申込みを先送りして反省。先送りというか、検討の日が結果的に長いんだけど。また、集計の関係なのか、急に満席と判明するため対応しにくいとも言える。知り合いも同様と言っていたので、自分だけじゃないと、多少気が楽ではあるが。


昨日初日には、電車の乗り継ぎが良くて、(自分の感覚じゃ)結構早めに会場に着いてしまった。ただ、受け付け開始時刻は過ぎてたためか、席が埋まっててビックリ。最後列の真ん中辺りに座った。それにしても、休憩後、後から椅子をまたいで席に着く人いてビックリ。両脇既に人が座ってるんだよな~。多分PMPなんだろうけど、うーーーーん。

2日間の講演で印象深かったのは、スパコン「京」、B787と東京スカイツリーに関する講演。東京スカイツリーの講演はダウンロード資料無くて、ちょっと残念ではあったけど、逆にフランクな話も出て良かった。

スパコン「京」での話は、チーム形成の話が面白かった。優秀だけど、とげのある人とか、、、。工事での大変さなどは、例えばDay2プロジェクトの時などでも聞いた話が少なくなかった。トイレとか食事のこと。PMIJフォーラムなどで訊いていたら、より早期に対応できたろうにと、案外PMIJ内などで情報共有して他の業界などとも共有することも重要そうに思えてきた。

B787の話は、案の定ウォシュレットトイレの話しも。トップの会合でも、昼食時にその話が出たそうだ。それを、多少面白可笑しく紹介してた。

東京スカイツリーの話は、多少の無理を承知での営業サイドと設計サイドとの、バトルというか対比も実際的で良かった。構造上のことやコンクリートの速乾のための工夫の話も出て、ある意味、ぎりぎりセーフ。まっ、世界一なり日本一のプロジェクトには、ついて回る話だと認識を新たにした。

他に面白く感じたのは、「J-1 PMの早期選抜 ポイントの検討」。ただし、講演後にちょっと質問したけど、即自組織に適用するようなツールというかチェック項目になっているようにも思えなかった。自分が、安直に解を求めすぎたか。

PMIJでの組織成熟度研究会の講演も1つ聞いたけど、会場からはどうしてもCMMとの関連というかその前提を意図した質問があったように思う。”成熟度=CMM”と固定化されてしまっている人が少なくないのかも。せめてQ&Aでは、日本なり各自の考えなどを発するとか想像してたので、ちょっと意外。あるいは、そんなもんだと割り切るべきなのか、、、。

プログラムにはメンタルヘルスや失敗プロジェクトの文字も見てちょっと興味がわいたけど、他の講演との関係で聞けず。

蛇足だが、このフォーラムでは知人と会うことが少なくない。今年はTwitter絡みで、急に昼食時に集まったりも経験した。また大学での同窓生とは、終了後に神保町で一杯。楽しかった。


補足:フォーラム後に資料公開されて受講以外の講演資料も見ることが出来た。メンタルヘルスなどタイトルで興味持ったのを読んだけど、資料内では大きく興味をそそるものはなし。やはりこの類は、実際講演を聴いた方が有意義なんだろう。

7月 8, 2012 日記・コラム・つぶやきプロジェクトマネジメントプロジェクト管理 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月23日 (土)

G空間EXPO2012

少し時間が出来たので、急遽横浜パシフィコで開催されてた「G空間EXPO2012」へ。昨日のDMSに続いての展示会見学。

G空間EXPOは、地理空間情報の展示会。GeometricでのGや、GPSとかGNSSのGを引っかけているのだろう。展示会のホームページは以下。

http://www.g-expo.jp/index.html

土曜日だったせいか、家族連れが多かった。その関係で、結構和気あいあいとした雰囲気が少なくなかった。自分の歩幅での距離計測(算出)と測量機器との比較を行い、一定範囲内なら景品がもらえる催しなどもあった。実際に測量機器も触ることが出来て、ちょっと楽しかった。

GPSを含むGNSSによる計測以外に、レーザーや水晶による計測なども展示されてて、意外な発見もあった。水晶の計測は水深計測に利用されているとのこと。周波数の振動数から逆に圧力を計測するやり方のようだ。レーザー計測もガラス部分の処理など、各企業や大学での工夫があるようだ。

また、水深とか海底/水底の計測展示が多かったのには驚いた。ゴムボートへ備え付けての展示などもあった。ストリートビューのように、道路などを走って景観を再現するデモも多かった。無人ヘリなどでの計測展示もあった。高度150m以下なら特に申請がいらない、あるいは申請が楽なのか一つの高さ目安になるようだ。

2,3日前だったと思うが、NHKのニュース番組で箸墓(はしはか)古墳のレーザー計測が取り上げられていたが、アジア航測のブースではそれが展示されていた。

なお、個人的にビルの谷間でのGPSのブレとか計測誤差が気になっていたけど、それを補正するようなシステムの展示もあった。電波そのものを検出して補正するもの。GPSログデータそのものの補正ではないのですぐに自分たちの役に立つ訳じゃないけど、一般の製品などでも処理できるようになる日が来るのかも知れない。

国土地理院をはじめ、震災での地形変化を示す展示もあって参考になった。また電子基準点(電子的な三角点)のミニチュア版の展示もあって、つい色々聞いてしまった。実際は数メートルと結構大きいそうだ。

6月 23, 2012 日記・コラム・つぶやき技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月22日 (金)

DMS(設計・製造ソリューション展)

今日は、第24回DMS(Design Engineering & Manufacturing solutions Expo 設計・製造ソリューション展)見学で晴海に。第21回3D&バーチャル リアリティ展 (IVR)なども併設。

金属加工機や部品メーカーの展示などもあったけど、個人的には計測ツールや設計支援システムなどを中心に見て回った。シミュレーションとIVRの境界がぼやけたというか、3Dでの視覚化が増えてきた。HDの3Dも展示してあったけど、大画面で見るとかえって違和感を覚えたのは?? 個人的に、頭の中で現実でなくてバーチャルだと考えるようになっているためなのか。

手袋のようなものを付けて立体視を操作できるデモもあり、以前からあったらいいなと思い興味があったので操作させてもらった。個人的にはまだ不自然に思えた。ただし掴むような操作性が良いと思っていたけど、なかなか難しいようだ。部品内部を視覚化したいこともあるので、逆に外形の処理だけにするわけにはいかないようだ。

人間の骨や内臓をモデル化して、車などでの衝突シミュレーションを行っているブースがあった。女性とか老人や子供のモデルも可能なようだ。「トヨタテクニカルディベロップメント」という会社で、社名を見て納得。今まで人形などで行っていた衝突実験をシミュレーションで行えることになり、非常に便利。また内蔵もモデリングされているので、ベルトなどの内蔵への影響に関しても解析できるというメリットがある。

ニュースでキヤノンのIVRを目にしていたが、実際に会場で操作できた。会場でのいくつかのブースでもデモを行っていた。システム化して販売する会社などが展示していたため。ニュースから時間がなかったけど、昔試作展示してたように思うので、当時からパートナー探しやそこでのシステム開発をしてたのだろう。

CAD/CAMに関しては、やはり各製品にそれぞれ特徴があって使い分ける感じ。使い分けたり、業界や会社に寄ったどれかにするなど。(大きな会社だと複数ツールを使い分けることが出来るだろうけど、購入金額とか操作の慣れとかで何処もそうできるとは限らない。)

良い刺激になった展示会だった。


なお、本展示会に行きたかったけど、招待券応募のタイミングを見過ごしてしまった。そうTwitterでつぶやいたら、知り合いが送ってくれた。ラッキーだったし、送達も速くて驚き。郵便とか宅配便のシステムのお陰とも言える。

6月 22, 2012 日記・コラム・つぶやき技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月 7日 (木)

東京スカイツリーの成長曲線

東京スカイツリーが営業開始して、しばらく経ったが、自分の属するコミュニティで東京スカイツリーの耐震や建築確認申請の変更などが話題となった。特に工事中の610mから634mへの変更。

で、その関連で調べていたら、公式とも言って良いページに日付とツリーの高さが記載されていた。大林組のページ。

http://www.skytree-obayashi.com/pointview/index.php?point=1

ビルの高さも、ある意味では”成長曲線”。普段ソフトウェアの世界での信頼性曲線のことは気にかけているので、それとの対比してみようと考えた。日付と高さを表形式にしてグラフ化したのが以下。

https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0At5_RJyc2TPhdEZlUXB5R21TRE8yMFpsOHQtVzJmVUE

多少意見あるだろうけど、一次曲線に近い。心柱作りや上部のアンテナ鉄塔引き上げでも、高さが急成長していないように思える。高精度が要求され、当初からの想定だったのかもしれない。

また、2010年の6・7月では高さ成長がストップている。これは(多分)、第1展望台に関する工事とさらに上の工事のためのジャッキなどに関する工事が関係したのだろう。


以前、本ブログでバグカーブ 対数曲線や二次曲線での近似のお勧めを書いたけど、高さや信頼性をコンスタントに成長させる意識の方が考え方として適しているような気がする。成長曲線になったりするのは、あくまで結果との割り切りの方がよいだろう。ふとそう思った。

6月 7, 2012 日記・コラム・つぶやきソフトウェアテクノロジー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 9日 (水)

Japan IT Week 2012春

今日は、「Japan IT Week 2012春」のショー見学で,、東京ビッグサイトへ。

以下のいくつかの展示が一緒に開催。

・ソフトウェア開発環境展(第21回)
・データウェアハウス&CRM EXPO(第17回)
・組込みシステム開発技術展(第15回)
・データストレージEXPO(第14回)
・情報セキュリティEXPO春(第9回)
・RFIDソリューションEXPO(第7回)
・ダイレクトマーケティングEXPO(第6回)
・Web&モバイル マーケティングEXPO春(第6回)
・データセンター構築運用展(第4回)
・クラウドコンピューティングEXPO(第3回)
・スマートフォン&モバイルEXPO春(第2回)
・ワイヤレスM2M展(第1回)

東館、西館(しかも2階も)を使用しての開催で、規模が大きくなっていく感じ。IT系(Web系やクラウドを含む)の展示が増えて、組込みシステム開発技術やソフトウェア開発環境展が少し異色に思えてきたし、「ソフトウェア開発環境」の展示意図が少し曖昧になってきたように思う。2,3年前までは、開発環境としてプロジェクト管理関係の展示があったが、少なくなったとも感じた。

Salesforceでの展示では、色んな会社がSalesforceを利用しているのが分かり参考になった。コンビニとかで目にするサービスが、実はSalesforceを利用していたなど。

データセンターの展示では、CD等での長期保存の展示が多くなった。

ソフトウェア品質関係では、ISO26262に向けての開発支援サービスがいくつか。スマフォを含めたテスト自動化や複数機種へのテスト対応の展示もいくつか。

M2M展は初めての展示だったし西館の2階で人が少ないかなと思ったけど、それなりの人。NECの展示が目を引いた。地震測定ソリューションの展示を行っていた。(異音検査ソフトウェアなるものの展示もあったけど、今は工場ラインでの異音検出の用途のようだ。)

M2M展でだったと思うけど、微生物燃料電池なるものの展示もあった。


ついついカタログをもらってしまった。やはり重い。宅配便を利用する手段もあるけど、今回は少し勿体なくて利用しなかった。カタログは、帰ってからスキャン。会場で電子ファイルでもらうなどが出来ればいいかと思うんだけど、難しいんだろうか。

こんなものまでクラウドを含めてWebサービスがあるんだ~と思うものがいくつかあり、参考になることが少なくなかった。ただ会場が広いし出展が多いので、来年とかは少し絞って見学したい。

5月 9, 2012 日記・コラム・つぶやきソフトウェア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月31日 (土)

2011年 雑記

昨年と同様、大晦日なので今年2011年で気になったことなどを書いてみる。今年は充電期間というか充電のお陰で、ぽつりぽつりとブログに書いたことが多いので、ここでの雑記は少な目。

・アジャイル

催しや講演への出席で、アジャイル関係が増えた。特にスクラム。知った顔が増えたのは自分なりに良かったと思う。スクラムでは、PMP資格保持のためのCPDに登録できるセミナーもあり、ちょっと気分的に助かった。

・”阻害要因”

セミナーなどで、”阻害要因”で議論しだすのには辟易することが少なくなかった。アジャイルを導入する時の阻害要因はなんだろうとか議論し出す。アジャイルだけじゃなくて、ソフトウェア開発やテストなどでの手法の勉強会でもそう。

それを克服したケースの勉強ではなくて、そもそも導入したいけどと先々の不安の話が多い。しかも、それに対するアドバイスになるかと思いきや、業界系の書籍や雑誌などに書かれていることのオンパレード。愚痴と言うよりもコピペの世界。なんだかなーと思うことが少なくなかった。

また、テーマが「○○は使い物になるか」というケースもあった。あるいは、議論がそっちになっていく。PMBOKは使い物になるかとか、BABOKは使い物になるかとか、、、。どの部分が良くないとかではなくて、包括的な対立構造の会話を楽しむ感じ。時々時間の無駄に感じる時も。

セミナーとかの演習じゃそうでも、その後の有志の二次会とかではアドバイスを含めた突っ込んだ話しの交わされて、そっちの方が参考となった位。

なんかそんなコツを学んだり、コピペ議論の多そうな会合や書籍類を避けたせいか、今年後半は遭遇することは少なくなったように思う。

・自炊、他炊

今年は、自炊/他炊を結構実施。便利と感じた反面、大型雑誌などをスキャンしてくれる業者探しに手間取ったりした。作家等の「自炊業者」への質問状の関係か、そもそも業者一覧のページが無くなったものや良さそうと思っても業者が無くなっていたり該当サービスを止めたりしてた。業者探しに手間取ったのは、そんな背景も影響。今のところ2つくらいの業者に絞り、○○はA社、**はB社と使い分けて依頼している。

スキャンサービス自体、一時的な話題沸騰は収まった気もする。自分の方もスキャンそのものから、どう情報活用するかに視点が移った。スキャンでの自動OCRはさほど高性能ではないが、かといって手動OCRは時間の無駄にも感じるのがちょっと悩みのタネ。


充電と書きながら、文書やプレゼン資料にしようと思っていたものでまとめ切れてないのがいくつか。書くスピードが遅いというか考えをまとめるのが遅いというか、、、、、。その点は猛反省の1年だった。

12月 31, 2011 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月18日 (金)

ET2011

今日は、ET2011(Embedded Technology 2011 / 組込み総合技術展)見学。開催場所は、パシフィコ横浜。

http://www.jasa.or.jp/et/ET2011/index.html

ショー会場見学の前に、基調講演を拝聴。

「はやぶさ」-地球帰還までの7年間60億kmの運用を支えたものと新たな展開
〜あきらめない心がつかんだ成果〜

JAXAの川口さんの講演。スライド自体は、写真等は少なく文言(若干英語を併記)がほとんどだったが、話し方や内容で1時間があっという間だった。

冒頭の話しは、予算獲得との関連での、地球内部と小惑星の関係。これは本にも記載されてるかと思う。

次が映画「はやぶさ/HAYABUSA」の件。”真実のドラマ”という表現や、川口さん役の佐野史郎さんがヤカンを持ち歩くシーンのことを面白く話された。

個人的に印象深かった逸話は、カプセル回収後にコンビニでジュースを買ったら、店員さんから「砂が入っていると良いですね」と言われた件。「ジュースに砂は、、、」と笑いを誘っていたが、個人的にはウルっとしてしまった。


その後に、ショー会場へ。奥の方から見学したけど、昨年よりは見学者が少ない感じ。震災などの影響かもしれない。海外からの展示は少なくなかったけど、以前との比較では地方からの小さなブースでの展示が増えたかな。後、大きな企業でもテーマ的な展示よりも、サポート企業による展示がほとんどを占めるようになったと感じた。ET2011で初めての展示とか参考出展の類も減ってきたと思えた。

スマートグリッドはコーナーがあったので、いくつかの展示があったが、ブームというほど見学者が多かったり盛り上がっているようには思えなかった。

三洋のプロジェクターなど面白い製品もあったが、製品よりも半導体/半導体関連の展示が多かったと思う。また自分の目線なのか、電気系よりもメカとの連動のような展示が増えたように感じた。メカトロニクス(自分なりのより正確には、メカ+ソフトウェア)って、日本の技術の骨幹とも言えるかもとか、地方の展示が増えてる背景かもとふと思ってしまった。

会場では、知り合いの説明員の人と少し懇談。また、偶然知り合いとも遭遇して少し立ち話した。今年は、講演との関係でETロボコンの決勝も見学しなかったこともあって、技術や製品よりも、講演や知り合いとの遭遇が印象的な展示会になった。

11月 18, 2011 日記・コラム・つぶやきソフトウェア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月27日 (木)

コンビニのペットボトル回収ボックス

以前「自販機脇のキャップ回収ボックス」のことを書いて、その後コンビニなどを注意してたら、コンビニでもキャップを別の投入口にしている回収ボックスを見かけた。

Pa270892Pa270893今日、たまたまデジカメ持参で出掛けたので、目についたコンビニでの、キャップ用投入口のあるペットボトル回収ボックスを撮影。左がローソン、右がサンクス(だったはず)。

なお、チェーン店でも、どこでも置いているかというとそうでもなくて、店長の判断のように思える。また、同じチェーンで同じ回収ボックスかというと、そうでもないような気もしている。ただしそちらは勘違いかもしれないが。


なお蛇足の写真を2つほど。

Pa270891Pa270894左はケンタッキーフライドチキンの人形のサンタさんモード。今日は冷えたこともあって、サンタさんの冬の格好につい季節を感じた。

ちなみに、この前のそこの店舗では、ハロウィンの格好だった。どこの店舗でもハロウィンの格好かと思っていたら、そうでも無いようだった。ケンタッキーでのサンタさん格好はよく見かけて珍しく無さそうなので、ハロウィンの格好の時も撮影しておけば良かったな~と少し後悔。


右の方は、湘南台の地下通路の様子。顔を覗かせて撮影できるパネルを置いていた。パネルは高校生とか一般人の作。特に奥の作品が目を引いたので、撮影してみた。ちなみに、パネルの裏には果樹3大美味などの質問が書いてあり正解は別のパネルの裏にといった遊び心もちりばめてあった。

10月 27, 2011 日記・コラム・つぶやき環境 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月30日 (金)

マクドナルドの駐車場

昨日、近くのマクドナルドの脇を通ったら少し違和感。(今までの)駐車場にタイムズ(パーク24)の看板。そしてマクドナルドで食事したら駐車料金無料みたいな掲示。極端に言えば、タイムズの脇でマクドナルドが営業してて、マクドナルドが駐車無料券を発行するといった感じ。

もしかしたら、タイムズの看板自体は1,2週間前に見たかもしれない。ただし、あの近くにはタイムズの駐車場が多くて、そちらと勘違いしてるかもしれない。

で今朝、タイムズの駐車場を検索してみると、マクドナルドでの駐車場が結構多い。でも、提携のようなニュースがあるのか探したけど、(探し方が悪いのか、さほど時間かけなかったせいか)見つからなかった。

ちなみに上じゃ駐車無料券と書いたけど、車の出入りは自動なので、マクドナルドのシステムとパーク24のシステムが連携してるんだろう。このような分野までCIOの管轄かは会社によるだろうけど、少なくともシステム構築の担当は変更しやすい構造にしておくべきということだろうな~。つい、そんなことを考えてしまった。

蛇足だけど、夜とかに駐車場を利用してWifi接続することが頭をよぎった。なお、世の中には色々実験する人もいてWifi接続を試した人はいるみたい。まっ、その店のネット環境とか構造物の形状などに依存するので、大抵のとこは駄目そうに思う。(ただ、少なくともパーク24の収入にはなるので、そちらにとってはメリットになるか、、、。)

9月 30, 2011 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月16日 (金)

プロジェクトマネジメント学会 2011年度秋季

昨日(15日)と今日は、プロジェクトマネジメント学会2011年度秋季研究発表会に参加。

http://www.spm.or.jp/wp/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6%E4%BC%9A-2011%E5%B9%B4/

上は、お知らせでのページだけど、大会パンフレットへのリンクなどがある。場所が産業技術大学院大学とのことで、行ったことが無かったのも動機。

以下思いつくままのメモ。ちなみに〔〕内の番号などの記載は、セッションの番号

・昨日は、昼食は見学を兼ねて学食でと思っていたら、学食は食事の提供無しと。昼の暑い中、駅近くのコンビニまで歩いた。学内にコンビニもなかったように思う。学食の食事の提供無しは、事前案内が欲しかった。

・初日の開会挨拶などを含めて、マイクの調子が今ひとつ。事前確認不十分だった? キーノートの最初の頃に復旧してほっとした。

・〔キーノート1〕の旭山動物園の前園長小菅氏の講演は、面白かった。チーム形成で参考になる部分が随所に。特に、来場者への説明を飼育係などで行う際の、苦手なメンバーへの対応。苦手のメンバー「人付き合いが苦手で、飼育係になったのに~」。 でも結局自発的に説明を行うようになった。

・〔パネルディスカッション〕はPM標準の国際対応など。パネリストの忌憚ない意見もあったが、発言の一部に垣間見られる程度で各パネリストの背景などが分かってないと理解しにくかったかも。また、パネリスト間の意見の相違があまり深掘りされず、オーソドックスな結論に導くのが早すぎた気もする。

・実習教室(昔のLL教室みたいな感じ)でのセッションもあり、席の前のディスプレイをOnにするとプレゼン内容が表示されるようになっていた。ただし、初日の最初の頃は、その説明がなかったような気がする。

・学会への参加が多いわけじゃないけど、理論的な話やプロジェクト完遂の話よりも、品質改善とか効率改善の話が多かった/増えたように感じた。プロジェクト完遂の場合でも、その過程での創意工夫の話が多かった気がする。QC活動の発表のようなイメージ。

・上記とも関係するが、その発表の際に発表者の会社のメンバーと思われる人が少なくなかった。社内発表に近いようなイメージも。

・ちなみに、日本IBMでは「ITLMC(IBM Technical Leadership Master Course)」の活動、富士通では「PM事例研修会」からの発表が少なくないように感じた。ITLMCは、〔2411〕で他のコミュニティ活動も含めて述べられている。〔2210〕が事例として、〔2408〕はITLMCメンバーの助言との発表があった。PM事例研修会の方は、〔2212〕で事例発表。ただし、どちらも他の発表も関連しているのかもしれない。

・今年気になった発表は、大学PBLでのユースケース作成での分析〔1205〕。ユースケース総数が要件定義時と下流修正工程時で相当違うグループがあったとのこと。そもそもユーザとの確認を行えばユースケース数レベルで大きく違うことがないはずなのにと思って後で訊いたら、ユーザとの確認を行わなかった(ユーザがユースケースを理解できなかった)と。なんかユースケース表現の根本を勘違いしてるように思ったんだけど、こちらがおかしい?

一昨年だったかも、ちょっと気になる発表があった。そちらは企業で実プロジェクトだったので、社内でのチェック機構なりアドバイスのようなメカニズムが必要なのかと感じた次第だ。

それにしてもIT系の発表は、プロジェクトマネジメントの世界なのかソフトウェア工学の世界なのか微妙に感じる時もある。逆に、情報理論めいた発表もあって、むしろ情報処理学会のような場が良いのかなと思うこともあった。まっ、これはしばらく続くんだろうなと思う。

・NTTデータは、CMMレベル5絡み〔2111〕やアジャイル〔1405〕関連の発表もあり、大きな組織(企業)での取り組みとして参考になった。

ちなみに、NTTデータって、いくつかの標準プロセスがある(と思っている)ので、それらとの関係も気になった。フォーラムとかで少し気にしておこうと思うし、情報交換会の類で聞けたら聞いてみようと思う。

・Q&Aで古参と思われる人からの質問があった。プロジェクトマネジメント関係では、なぜか時々遭遇する気がする。今回は、同じ人の質問を2,3度も目にした。なんかその人の質問は、ピント外れというか多少自分の昔のことの自慢話臭がチラホラ。しかも、時間が長い。

で、標準化や知識体系化に関連して、プロダクトラインという言葉がその人から出た。某社での製品化に携わっておりプロダクトラインの視点が必要と。日本の得意分野だとも。

ただ、ふと日本の得意分野として体系化するメリットがあるのかと思えた。各社が創意工夫していることで体系化しにくいということと、体系化することで模倣されるという危惧も。その意味では、日本はプロジェクト管理でも”摺り合わせ”で来ているのかもしれない。ふとそんなことを考えた。


両日とも帰り道は青物横丁へ徒歩で。30年近く前に降りたことがあるはずと少し散策したら、降りたのは品川寺へのためだったと判明した。寺内に少し見覚えがあり、当時のことなど少し時を感じた。

9月 16, 2011 日記・コラム・つぶやきプロジェクトマネジメント | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月 9日 (金)

日経コンピュータなどの電子書籍化

本棚の整理で、ついに(というのもおかしいが)雑誌関係も電子ブック化することにした。いわゆる”自炊”と”他炊”。自炊なのは雑誌の一部分を残しているもので、日経エレクトロニクスとか日経コンピュータなど日経の雑誌が多い。他炊なのは、1冊のままで残していたものでBitなど。ちなみに、そもそも雑誌をスキャンしてくれるサービス会社が少ないし、切り抜きしたものを行ってくれるところは皆無。時々利用していたスキャンサービスの会社は、以前は雑誌OKだったのに最近雑誌などサービスの一部を中止してしまった。

日経エレクトロニクスは結構長く購読してたけど、ハードウェアとの関係が薄れたし、本屋さんでの購入や一部分の記事購入も可能となって年間購読は止めてしまった。そのせいもあって、思い切って電子化しておこうとの気持ちに。そうなると、ついでに日経コンピュータなどの方もとの気持ちになって、そちらも電子化することにした。日経コンピュータなどもファイルにしてると、取り出したり開いたりするのにちょっと体力が必要で、面倒くささを感じてしまうようになったためだ。(少し情けない。^.^;;)

ちなみに、雑誌の自炊での注意点は、表紙部分だろう。膠(にかわ)?の付き方が違うのか、表紙とその後の2,3枚はくっつきやすい。つまりスキャナーで重送になりやすい。思い切って幅を短めにカットすればいいが、表紙での文字まで切れてしまうことになって、実際やりながら改良するしかない。(スキャンサービスで雑誌が敬遠されるのも、その辺りが原因だろう。)

P90905962で、日経コンピュータの自炊前に撮影したのが左の写真。丁度創刊準備号から残していたので、懐かしくてパチリ。

上での一番左が、1981年の準備号(特別版春季号)の表紙、真ん中が1982年の1月11日号、右からはそれ移行の各年の初号表紙である。今から思えば初歩的なCGと言っても良さそうな画像の表紙が、10年ほど続いている。当時はCG自体が珍しかったが、こうして今の目線で表紙を眺めると時代の進歩を感じる。

また自炊しながら内容も眺めたりしたが、当時の記事や寄稿には、ITシステムの手作り感が多かった。ITシステムがプログラミングであり、品質を上げるために静的解析ツールを自社開発したり、ドキュメント作成での工夫点などの寄稿が少なくない。今よりも、システム発表の場になっているイメージ。また、システム化やツール化での割り切りの記載などもあって、個人的には今でも参考になりそうな事項も少なくなくて好感。(何となく、最近はなんでも出来るとか、100%達成みたいな内容が少なくない。)

また、長い期間で眺めると、流行の廃れや人物往来に思いを馳せる時も出てきて興味深い。大々的に取り上げていたものが急に話題から遠ざかったり今となっては不成功の烙印を押されたり、、、。人物に関する事項も、「そう言えばあの人は?」と行方などが気になる人も少なくない。なお、業界の浮き沈みという視点では、日経エレクトロニクスで取り上げられた製品群、技術や会社の落差が大きいような気がする。海外移転や空洞化の話題が増えているからなおさらだ。

今や代表的なスキャナーにはOCR機能がついてるので、自分の設定ではOCR処理済みのPDFファイルにしている。その辺りも、後の検索容易さなどで便利だ。もちろんOCR機能は十分な認識率とは言えないが、しおり(Bookmark)の作成には重宝する。

温故知新じゃないが、自炊しながら昔を振り返るのは悪いことではないと改めて認識した次第。

9月 9, 2011 日記・コラム・つぶやき書籍・雑誌ソフトウェア電子ブック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月17日 (日)

PMI日本フォーラム2011

今日は、PMI日本フォーラムへ。本来は昨日と今日だったが、今回は土曜日に用事が発生したので、片方の今日のみの参加。ネットワーキング(懇親会)に出られなかったのは、少し残念。また、その関係もあって、ここ何回かフォーラムで会ってる人には会えなかったり、遠目で見かけたり、簡単な挨拶しかできなかったりした。そちらも少し残念。

ちなみに、最近都内に出向くことが少なくなったせいで、昼休みも含めて色々神保町界隈のお店を回ったりした。お昼ご飯は、やよい軒で、2.5杯^.^;、ついでにさかいやスポーツ。フォーラム終了後は、本屋さんやICI石井スポーツ、手羽先の「世界の山ちゃん」など。


聞くことのできた講演は少なかったけど、その範囲での感想。

・M-7 「日立グループのガバナンス戦略」

グループ全体としてのITの効率化の講演。個人的には面白い講演との認識。(多少具体的なこともあり)大勢を前にした講演としては、珍しいように思う。

取引コードのグループ内共通化は、是非関連する事項などを別の機会にでも聞きたいとの個人的な思い。他にも、出資率が100%未満とか50%未満のケースなども気にはなる。

・M-10 「NTTデータのオフショア戦略」

オフショア開発の話が多かったが、個人的にはNTTDは国内を含めたM&Aが活発で、その背景にある考え方に触れることができたような気がする。

・M-11 「PMBOKガイド、ITIL-V3およびBABOKの、組織における標準化についての考察」

講演者とは懇親会か何かの折りに、直接の本件ではないが、関連するような事が話題になったような気がする。そこそこの組織体だと、その組織体のプロセスを持っているので、いくつかの規格やBOKの類を統合している。その辺りの考え方を、まとめてくれたもの。後日、講演資料を深読みしてみるつもり。


なお、会場では協賛会社の展示も行われていた。個人的に今回少し目を引いたのは、「CA Technologies」のツール。アジャイル系のツールから従来のプロマネツールへのデータ(変換/)転送の機能があるツール。細部までは聞けなかったが、バックログをタスクやWBSに変換するのだろう。サービスでの供給のようで、値段も思ったよりも安かった。従来のCAのプロマネツールを導入しているところにはメリットだろうけどと思いながらも、この類の統合化が必要な所は少なくないだろうと前々から感じてはいた。


自分の聞いた講演の範囲になってしまうが、IT色が少し薄らいだような気がする。事例はITであっても、プロジェクトマネジメントの視点で置き換えての説明になっているように感じた。うまく行ってるITプロジェクトだってあるわけで、個人的には今回の方が自然に思えた。

来年も7月みたいだ。来年は、2日とも参加できるようにしたい。

7月 17, 2011 日記・コラム・つぶやきプロジェクトマネジメントプロジェクト管理 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月 6日 (水)

木金休みとトヨタカレンダー

7月からトヨタなどの自動車業界は、木曜日と金曜日を休みにするとのこと。節電への対応。

このブログで”トヨタカレンダー”のことを話題にしたけど、健保のカレンダーがどうなったか確認してみた。

http://www.toyotakenpo.jp/category02/cate02_06_kenpokaikan.html

見事に7~9月は、木曜日と金曜日が休み。

ちなみに8月14日の週は夏休みみたい。なお、来年の1月7日土曜日を出勤日、9日月曜日を休みにするのは、会社の駆動率を考慮してのことかも知れない。6日だけ出社にして7日と8日を休みにしたら、自動化機器もだろうし夜勤などでの人のリズムも上手く機能しないのかな。勝手な推測。

7月 6, 2011 日記・コラム・つぶやき自動車 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月12日 (木)

Japan IT Week 2011

今日は、東京ビッグサイトでの展示会見学。「Japan IT Week 2011」で、ソフトウェア開発環境展や組込みシステム開発技術展などの合同展示。

組込みシステム開発技術展のみが西館(ゆりかもめ駅に近い方)で、そのほかの展示は東館。昨年よりもクラウドコンピューティングEXPOの出展社が増えたことや、スマートフォン&モバイルEXPOの第1回も開催されたことで、IT系のクラウドやWeb系の展示が増えたように感じた。また、西館の方が見学者密度が少なかったように思えた。

クラウドやWeb系としては、個人的には複合機のSalesforceやSAMBAとの連携などが印象的だった。プロジェクト管理(勤怠と言うべきか)をSalesforceで行うシステムなどの展示もあり、月利用料金の安さなどが目を引いた。Salesforce Chatterをベースにした「スマートスクラム」と呼ぶサービスの展示がありSCRUMを多少イメージしてるとの説明だったが、SCRUMとの関連性は良くわからなかった。

アマゾンウェブサービス(AWS)の展示もあった。クラウドでのPDF全文検索とかモバイルコンテンツ変換や電子ブック変換が個人的に印象的。またスマートフォン利用システムは数多く展示されてた。

開発関係では、静的解析やオープンソースに関するサービスが増えたように思う。従来もコンピュータメーカーでのサービスはあったが、NRIのような企業のサービスの展示もあって、広がったイメージ。下請けなり関連会社に導入してもらうことで売り上げにもなるし信頼性向上にもなるので、メリットに結びつくのかもしれない。(運用を間違うとおかしな事になる危惧はあるけど。) テストケース生成の展示もあったが、数は少なかったように思う。 なお、オープンソースの静的解析ツールに関しては別掲。

IBMは災害対策支援も展示してた。

個人的には、HOYAの音声合成ソフトウェア「VOICE TEXT」が面白かった。結構声の抑揚への対応が出来てて自然。文字列で”柿と牡蠣”(だったか”箸と橋”だったか)と入力して発声させてみた。逆にそのための音声データの準備が必要。他に「カラービット」も面白く感じたが、個人的には利用は限定的というか各ユーザの用途に応じてシステム化して収めるケースが多いように思えた。


Webやクラウド、スマートフォンの利用が急拡大する/しているのを、肌で感じた1日だった。それにしても人が多く、次回は見学時間帯や回り方などを少し考えたい。

5月 12, 2011 日記・コラム・つぶやきソフトウェア | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月 7日 (土)

災害におけるIT ~ゼロからの視点~ 3(救助や復興)

災害に対する予報や警報を発したとして、次の課題は、能動的に避難してもらうことだろう。

ただし、結果的に避難が遅れたことの指摘は容易でも、避難する/しないの徹底には大きな課題がある。行政的には”避難勧告”は避難所への強制的な避難命令であるが、地震などは命令の発行やその徹底には時間的な余裕がない。雷や竜巻などは、注意報のような予報は可能でも、避難を命令するまでの時間や避難自体が効果的かとの疑問も発生するだろう。

ちなみに、避難勧告以外に、”避難準備”、”避難指示”もある。前者は老人などの災害弱者の避難実施であり、後者は勧告よりも強制的で罰則もある。

避難勧告等は原則市町村によるもので、防災無線やサイレンや広報車による呼びかけ、そして町内会組織や消防団を利用した口頭伝達などによる。従って、予報や注意報と異なり、情報伝達地域が狭いことになる。(多少極論だが)イメージ的には、予報が全国放送でTVなどにテロップが出るのに、避難勧告などはその市町村でのサイレンや広報車で知ることになる。

ちなみに、以下の放送研究と調査2010年10月号の「避難情報と放送メディア」は、避難に関する放送方法として参考になると思われる。

http://www.nhk.or.jp/bunken/resarch/title/month/2010/2010_10/index.html

ここに書かれているようなデータ放送等の利用や、地域FM放送、あるいは市町村レベルの避難情報の伝達サービスなどは重要である。平成の市町村合併を考えると、合併前より広域の避難情報伝達が必要となっている。避難に関する情報伝達は、防災での最も弱い部分のように思える。システム化も含め今後大きな検討課題であろう。(なお最近は、ちょっとした注意報や避難情報が、テレビでのテロップで出るようになったような気がする。改善されたのかもしれない。ただし、細部までは確認してはいないが、避難準備時点でのテロップまでだすかは? 予測的な情報としてメリットあることもあれば、その後に避難勧告にまで至らないこともあるので避難準備を広く流すことは一長一短ではある。これらの言葉の違いを知っておけば問題は少ないだろうが。)

ちなみに私事のようなものだが、今の住み家は横浜市の外れ。川を挟んでお隣の大和市の防災アナウンスが聞こえる。夕方の時報のようなものから、時々の行方不明者まで。洪水などの時に、果たして横浜市の警報は何処から聞こえることになるだろうと不安になるこの頃である。(なお調べたら、横浜市では以前防災無線に関して議論され、設置されないことになっているとのこと。ここに書かれた配信サービスに申し込んだ。 http://cgi.city.yokohama.lg.jp/shimin/kouchou/search/data/22001411.html )

原則市町村によることでの問題点も考えられる。行政的な僻地というか離れ地の問題である。これは避難時のみではなく、その後の救援活動、避難所生活にも同じような問題となる。

ここでの行政的な僻地は、飛び地のようなものもだが、例えば河川で昔の流れなどで川向こうに同じ行政地区があるようなケースもそうである。川の氾濫などを考えると、川向こうにまで広報車が回れなくなる事態が考えられる。さらには、今回のような震災の場合は、役場機能自体が移転することが考えられ、従来とは異なる避難や救済の方法の検討が必要となる。

また、個人的に少し厄介なことと感じているのは、町内会とか自治会への強制的加入との関連がある。強制加入は違法との判例もあるし、特に都市圏では加入を促すことが実質難しいであろう。その意味でも市町村レベルでの避難情報の伝達サービスは重要となる。(なお町内会や自治会への非加入者の件は、防災備品や救助での対応、一時的な避難時の食料などの利用を考えると、その後の避難所運営にも関連しかねない可能性がある。)

さらに言えば、数年前だったか消防用の半鐘の窃盗が相次いだことがあった。予防策も必要であろうが、防災用設備や防災備品に対する窃盗罪などは厳罰に処すなどのコンセンサスがあって良いと思う。


自主的な避難や避難勧告などによる避難の前後で重要なのが、救助依頼である。今回の震災では、避難所丸ごとでの救助依頼の発生や、電気や通信のインフラの被害、そして役場のような拠点の被害も発生した。救助依頼の情報伝達も、複数の手段を用意したり想定している拠点への連絡が行えない場合をも想定する必要性が増した格好になった。

救助依頼で重要な事は初動、しかも近所のような近くの人への伝達である。そのことを踏まえて、どんな情報伝達があるか、ゼロスタートで思いつくままにまとめてみた。以下では、不正確な情報や主観的なことも記載しているので注意。

https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/pub?hl=ja&hl=ja&key=0At5_RJyc2TPhdG9HMldYX290N2xlTG5KMzZnQnR1OXc&output=html

なお、表には伝達手段のシート以外に、想定すべき状況も記載してみた。全ての状況へ対応できてコストも安く仕上がる手段には限界があるだろうが、例えば避難所の備品などの検討は必要と考える。(横浜市の避難所の備品に関するページでは、関連しそうなものとしては投光機がある程度である。ただし当然ながら、投光機の本来の目的は夜間作業の照明のため。これらは電話等での連絡が行える前提だから仕方ないが、今回の震災を教訓に一工夫すべきと考える。) 

これらの情報整理と今回の震災を考えるに、情報伝達手段として”音”と”光”は重要であると思える。物理的に2つは似てはいるが、収束性(集光性)との観点で音は制御しにくくて、光の方はレーザのように極端に集光するものは救助では短所にもなる。手に入りやすい事を踏まえると、自転車や登山用のランプ、防犯ブザーは有効に思えてきた。

GPSによる緊急通報位置通知に関しては、携帯電話への搭載や防災システムでの利用がTVに取り上げられたりしたが、今回の震災で有効に機能したニュースをあまり聞かない。そもそも携帯電話の通話やネット接続自体が困難だったのが大きな理由と思われる。

なお、今回の震災では、一般市民の水上バイクによる救助のことやアマチュア無線による連絡などもニュースになった。後者は地方によっては、”アマチュア無線非常通信協力会”という組織もあるようだ。アマチュア無線本来の意図との兼ね合いとの細部の調整が必要なケースもあろうが、防災での情報伝達では念頭に置いておくべきと言える。また、水上バイクの例にもあるように、趣味の世界が役立つことも少なくない。避難所での登山者のノウハウは役立ったと思われる。これらも上手く活用できるようにしたりできるようにする工夫も必要だろう。


その次のフェーズでは支援物資など、復旧や復興に向けた情報伝達が必要となる。今回の震災では、通信インフラの被害もあったり、自治体自体が避難したり場所が移ったりした。またニュースなどによると、物資が地域により足りている(余っている)所と足りてないところの差が激しかったことと、品目でのばらつきが大きく必要な品目は足りない状況もあったようだ。前者は、地域間もそうだが、県レベルでは届いているのに、市町村まで行き渡っていないなど。交通インフラの損傷もあろうが、支援物資情報の管理や伝達・運営方法の問題も大きくなかったと思われる。

・防災時のための品目コードとかがあると便利に思えた。あるんだろうか。また、実際に活動できるかは未知数だが、サービスなどもコード化した方が良いだろう。

食料品と言っても、非常に種類が多い。非常食でも固形的なものからご飯系などもある。品目をいくつかの階層に整理するだけでも、物資の欲しい所と集計するところの情報共有が行いやすい。また、食品に関しては、食物アレルギーの人への配慮も重要である。場合によっては、それらも明示的に品目コード化しても良いかと思われる。

サービスには散髪とか入浴などが考えられる。瓦礫撤去などもそう。行政自体での提供は難しくても、自衛隊とかボランティアへの依頼などを直接/間接的に行えるようにしておいた方がよいだろう。(阪神淡路大震災や中越地震の際の婦人警官による活動や今回の震災での女性自衛隊による”御用ミッション”などの話を聞けば、サービスや品目コードを明確にすることで頼みやすいなども起きてくると思われる。)

・要請情報の管理を行わないと、2,3週間後に(もう)不要になった品物が届くことも考えられる。言わば注文とキャンセルを、要求元と集計側で情報共有できる必要がある。手配中や継続検討とか却下の状態が識別できるべきだし、100個のうち50個は届けたなどの進捗なり達成率のような把握も必要になるだろう。

なお、要求元は避難所であったり自治体であったりするが、集計側は都道府県の場合が多いとしても、都道府県自治体以外の場合もあろう。医療品などのように、特定商品で無いと不都合なものや専門的な知識が必要なものもある。

・復旧や復興に関しては、多くの組織体が関係してくる。例えば、ボランティアの受け入れ窓口を、社会福祉事務所にするケース。協会とか委員会といった名前の組織体もあるだろう。

これらの組織体は各自治体毎に存在するケースが多く、他の自治体に属する団体との連携や情報共有が進んでいないケースが多い(と思われる)。市町村での情報を県単位でまとめるなどの情報共有も必要であろう。また、自治体との連絡や連携が、災害時に迅速に行われているかも疑問である。情報ネットワークという意味では、自治体とこれら事務所や協会との情報共有に関係する。定常時はメールなどで十分だろうが、災害時の担当者の死亡や行方不明まで考えると、MLやSNSのような手段を考えるべきではないだろうか。

・自治体自体が震災に遭遇した場合の、救援や復興のための情報通信のあり方は大きな課題となる。特に今回の震災では、いくつもの自治体で発生し、戸籍や住民台帳がデータとともに消失したとのこと。(調べると、どうやらバックアップのデータは無事だったらしい。)

それらの情報のリカバリや、そもそもの(暫定的な、最低限の)システム構築が必要となる。今回の震災では、いくつかのメーカーからクラウドサービスの無償提供などもあったようだ。これらの活用は今後増えていくかもしれない。また、通信インフラの損傷の場合での通信方法の確保や、場合によってはシステム運用の場所を別途確保するなども必要かもしれない。

避難所間の情報共有(特に行方不明者の検索)や、自治体間の情報共有のあり方も課題となろう。その際の大きなネックが、特に前者の個人情報との兼ね合い。番地まで含めた住所とフルネームの方が情報の信憑性なり確実性は増すが、悪用の懸念がある。今回の震災では町名とフルネームの組み合わせが、(広く情報を流す場合に)多く行われていたと思われる。

自治体間の情報共有のあり方は、行方不明者に関する情報共有もそうだし救援物資のとりまとめなども、個々の連絡よりも情報共有して進めるべきと考える。さらには、被災自治体への応援などを考えると、自治体間の掲示板のようなシステムも検討しても良いのかもしれない。姉妹都市間のような限定されたものから、多少全国的な自治体を網羅するようなシステムを踏まえたものまで様々であろうが、、、。個人的には、後者のようなものも検討の余地はあると考える。

ただし、大前提となるのは、情報共有は複数の媒体にして情報経路も複数確立しておくべきであるという点。今回の震災では、消息情報としてGoogleのPerson Finderが話題となった。NHKでの「安否情報ダイヤル」情報との連携や、人出による避難所での情報→文字化作業なども行われた。携帯各社の災害用伝言板や災害用伝言ダイヤル、安否情報の登録・確認も広く認識されたようだ。またコミュニティFM局(含む臨時災害放送局)の活躍もあった。(複数の媒体の視点でも、FM放送はラジオ形態なので、聴覚障害の人のことを考えても、TVやインターネットを含む視覚的な情報伝達も必要である。)

さらには、被災者のためのコンテンツ配信(特に著作権絡み)への配慮も必要になってくる。今回の場合は、NHK教育では子供番組の放送は早期に元どおりに行われた。心のケアに配慮してのことである。また、一部の子供番組はインターネットで閲覧できるようにした。著作権絡みでクリアすべき課題もあろうが、このような方法は今後行われていくだろう。


復旧/復興を情報通信の視点で考えれば、インフラの復旧やシステムの再起動になるだろう。言わば定常状態への復帰。思うに、複雑なシステムは社会自体の複雑化やニーズの多様化で必然的と言えるが、災害時の復元となると基本部分や基本機能の復帰が急がれる。その意味では、システム化の際に、必須項目事項だけを復旧できる構成などは考えておくべきかもしれない。必須項目のみの復旧とは、部分的な動作で消費電力を落とすとか、データは一時保存のみ行っておくとか、、、、、。今回の震災を期に、システムのロバスト性を高めたり、その思考を行っておくことは悪いことではない。


また、震災の教訓は活かすべきである。復興宣言などをプロジェクトやシステム開発での”振り返り”と考えれば、救助や復旧/復興のための活動のとりまとめなども必要であろう。政府としては、内閣府であり、白書としては「防災白書」が該当するかもしれないが。ただ、書籍やネット上の情報では、県とかの自治体の方の情報が分かりやすいとか具体的に思える。震災の教訓を、防災につなげるべきだろう。ちなみに、阪神淡路大震災関連として、兵庫県の”神出自然教育園”の震災学習棟には仮設住宅が保存されており教育などに役立てているという。


ここでは、東日本大震災を中心として、災害時のIT(情報技術)、情報通信について考えてみた。単なるバックアップや予備手段の視点より、原点に立ち返っての検討や原始的な情報通信の視点で災害時への対応を考えたつもりである。犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、自分の所属するコミュニティなどでの防災検討での一助になればと思う。

5月 7, 2011 日記・コラム・つぶやきテクノロジー | | コメント (0) | トラックバック (0)

災害におけるIT ~ゼロからの視点~ 2(災害種と予知)

今回の震災では地震・津波がクローズアップされているが、そもそも災害って何かと考えてみる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%BD%E5%AE%B3

災害対策基本法第2条:暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火、その他の異常な自然現象又は大規模な火事若しくは爆発、その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令で定める原因により生ずる被害

国民保護法第2条第4号:武力攻撃により直接又は間接に生ずる人の死亡又は負傷、火事、爆発、放射性物質の放出その他の人的又は物的災害

と言ったところだろうか。関連する用語や想像できる用語としては、他に、台風、雷、ゲリラ豪雨、テロなどが思いつく。

これらの法律で、少し微妙なのが”感染症”(具体的にはインフルエンザ)。ネットにあるドキュメントや書き込みの類では、大流行すれば災害対策基本法が適用されるだろうとの意見/要望が多いと思う。逆に口蹄疫や鳥インフルエンザなどは、昨年の宮崎の例などでも災害対策基本法には該当しそうにない。(ちなみに、自衛隊の派遣依頼根拠は別法律。またインフルエンザ等は、”パンデミックBCP策定”などで企業にとっては馴染みになってきている。)

次に災害の規模を俯瞰してみる。20世紀以降の国内次元では、地震/津波での被害死者行方不明者は、関東大震災10万人を筆頭に東日本大震災、阪神淡路大震災、福井地震、1933年三陸地震津波と続く。(地震規模は、関東大震災がM7.9、東日本大震災がM9.0。ちなみに世界最大の地震規模は1960年5月発生のチリ南部地震でM9.5。)

http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/grw/wdr/wdr007.html#002

発生時刻は、阪神淡路大震災が6時前の早朝、1933年三陸地震津波が深夜2時、三河地震が深夜3時などのように深夜や早朝もある。

なお、損保での保険金ベースの金額では、台風被害の方が大きい。

http://www.sonpo.or.jp/archive/statistics/disaster/

上記だと、阪神淡路大震災の783億円に対して、1991年の台風19号では5,679億円。あくまで損保の保険金ベースであるが、台風による被害も大きな事が分かる。

また、1918年のスペイン風邪では日本でも死者39万人近くが犠牲になっているが、犠牲者数としては関東大震災の4倍近いことは特筆に値する。他に1934年の伊勢湾台風、1945年の枕崎台風、 1959年の伊勢湾台風は、3千人、4千人弱、5千人といった死者行方不明者を出しているし、1963年豪雪での死者231人など地震以外の犠牲者も少なくない。

ちなみに、38豪雪(1963年豪雪の俗称)の国鉄による記録映画が、ニコニコ動画にアップされておりURLを紹介しとく。「豪雪とのたたかい」。ちなみにURLは、その前半。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5257212


これらを考えると、防災のためには各防災に対する予知能力を高めて、的確に国民に通知する必要がある。ただし、具現化するとなると結構難しいポイントも浮かび上がる。

・災害の種類が多彩。それぞれの予知方法の確率や予知能力や精度向上。

台風は2,3日前にはある程度の予報が出せるが、地震となると数秒程度前の警報発信がやっとである。竜巻やゲリラ豪雨のように、予報としてはまだまだ課題の多い分野もある。

・予知のロバストネス化。

今回の地震/震災で特徴的だったのは、地震観測地点すら被害に遭っていたこと。また、地震計の針が振り切れてしまい、震源地や規模の予想の手間取ってしまったようだ。それにより津波の予想も的確にできず、目視での情報をもとに津波の高さなどを補正したらしい。

(釈迦に説法だろうけど、震源地とかはいくつかの観測地での揺れのデータをもとに推定することになる。そもそも観測地での揺れデータが無かったり結果的に不正確な値なら、予想も狂ってしまう。ちなみに、海外からのデータなど参考にして予測値を補正する処理には時オーダーの時間がかかるらしい。また、11日の14時46分以降の30分間に震度5弱以上の地震が計8回起こっていたと4月に発表があった。それくらい解析には難しい面があったり、時間がかかるという認識は必要だろう。個人的には、コンピュータ能力も気になってしまった。)

今回の地震では、福島県の「おおたかどや山」標準電波送信所が被害にあって、電波時計など向けの電波の送信が停止している。福島原発の近くということもあって、すぐには復旧しそうにない。佐賀にも同様の電波送信所があるとか、最近の電波時計はどちらの電波でも受信できるタイプが多く、時計自身の自走もあるので、大きな問題にはなっていないようだ。(おおたかどや山の送信所は、一時復旧したが、4月下旬に落雷で停止したとのこと。)

また、福島原発の事故の際には、放射線量の測定時に針が振り切れてしまって慌てて引き返した事も発生した。さらには当初から放射線計測機器に被害が発生して、モニタリング自体が不能に近い状況になっていた。

これらのことを考えるに、そもそも(複数用意していたとしても)計測ポイントが欠落することや、それに応じたアナウンスなどの方法も検討が必要である。ざっくばらんな言い方をすれば、計測できないほど被害がひどいことを述べた方が避難等に有効になるかもしれない。(パニックに陥ることを避ける必要はあろうが。) ちなみに、今回の原発事故では離れた箇所での計測や海外での観測データが役立っていることを考えれば、放射能に限らず、洋上や大気中を含めた計測データ収集は今後必要性が高まるだろう。

また計測ポイントの複数化の見直しや、計測機器に対するエネルギーや通信手段の複数確保なども課題となるだろう。

・多岐な警報発信の必要性。

従来から、これら警報は、複数の媒体での提供が普通である。TVばかりでなく、自治体による防災警報や携帯電話などのような技術革新に応じての対応も必要となる。(昨今でのこの類のシステムでの代表は、J-ALERTと呼ばれる消防庁による全国瞬時警報システムかもしれない。ちなみに、J-ALERTの導入当初のトラブルに関しては、日経コンピュータ2010年4月14日号「動かないコンピュータ」のコーナーに詳しいので参考になろう。また今回の震災発生は3月で、J-ALERTを4月から導入する予定だった自治体も少なくなかった。さらには、震災後も自動転送にしていない自治体もあるようで、それらを含めての考察は必要と考える。)

今回の震災では、携帯電話が通じなかったり基地局や自治体ですら被害になっているケースもある。それらを考えると、さらに強固な連絡方法や多重の手段を講じておくべきである。

・多岐な警報受信。

視覚障害や聴覚障害の人たちへの手段も用意すべきだし、電波の届かない状況での対応も検討が必要である。一般的には電波が届かないケースは少ないと思われるだろうが、例えば劇場とか試験会場で携帯電話が電源Offになっているケースなどがあり得る。2011年地デジ移行ではTVの映らない家庭が一時的には増えるだろう。また、今回での電話基地局の被害を考えれば、TV電波中継局の(例えば落雷などによる)被害を想定しておくことは悪くないだろう。 (注意:4月20日に、震災3県の地デジ移行は先送りする方向になった。)

一方で、警報受信のために(更に)多くの機器が必要になることは、国民にとっては芳しくない。TVに地震や台風の情報が映るように、警報装置や携帯電話での通報サービス、いろんなタイプの警報が受信できるなどは検討すべきと考える。

5月 7, 2011 日記・コラム・つぶやきテクノロジー | | コメント (0) | トラックバック (1)

災害におけるIT ~ゼロからの視点~ 1(概要)

今回の東北地方太平洋沖地震の都内での実体験や、東日本大震災に関するニュースなどを目にして、災害時の情報伝達に関して考えさせられる事項が多かった。自分の参加しているコミュニティによっては、安心・安全や防災が話題となる頻度の高いものもあり、東日本大震災でのIT(情報技術)に関することを、ちょっとまとめておこうと思う。

阪神淡路大震災の際には、電話よりもインターネット利用の方が通じやすかったとの話もあったようだが、今回の自分自身の実体験やその後の計画停電での現象を考えると、インターネットも脆いという気がしている。さらには、今回の震災でのTwitterの有効性などが挙げられている。しかし一般的な話題なら理解できるが、Twitterの安定性も含めて考えないと防災レベルの議論としては不十分に感じていた。


なんでそんな感覚になるのかと考えていたら、少し判った気がしてきた。つまり従来の防災なりリスク管理だと、迂回策やバックアップ切替の話が主。ところが、今回の震災では、迂回手段などがばっさり断。そもそも電気が通じない。昔の電話なら電気が通じなくても通話できたが、最近の機種は電気利用タイプが多いし、そもそも電柱など倒れて電話線自体も断線。携帯電話も、基地局が流されたり、トラフィック急増での通話制限や停止措置が発生した。さらには、避難所や自治体の公舎すら被害にあったり、住民や患者の貴重なデータも無くなったこともあったようだ。そして、計画停電のように3時間も電気が途絶え、簡単な無停電電源装置では対応不可能な状況に陥った。

復旧や対応では、迂回策での対応を行うというよりも、一から構築するイメージに近いと感じた。ジクソーパズルだと、2,3個のパズルが欠けたのと、大部分が欠けてしまったのとの違いのような感覚。

警報通知・救援・避難・復興のための、ITなり情報通信のあり方を再考した方が良いかな~という気になった。しかも、従来のネットワークをベースにおいてのIT議論より、もっとプリミティブな方法から再検討した方が良いとの考えるようになってきた。

まとめ方として伝達媒体毎に括る方法もあるかと思うけど、当初、警報通知→復興のような時系列に近い方が分かりやすいかと考えた。もちろん、1つの方法がいくつもの状況に適応できることがあるので、大まかな流れでの分類といった感じ。また、これは(多少こじつけかもしれないが)マズローの要求5段階に、予知や待避を0番目にすることで、関連づけることも可能だろう。
  0. →予知情報入手や待避
1. 生理欲求→救助
2. 安全欲求→治療や避難生活
3. 社会欲求→協同的避難生活
4. 尊敬欲求→以前の日常生活やそれに近いもの
5. 自己実現欲求→以前の日常生活


当初は、災害での情報伝達手段として、救助や救援での情報伝達から考えてみた。しかしよくよく考えたら、警報通知のあり方も再検討が必要と思えてきた。そのために、上のように0を追加。

今回は、地震警報も津波警報も発せられた。東北地方の多くは、避難訓練なども行っている。地震速報については、時々テレビなどで警報に関する試験方法も行っている。それなのに膨大な数の被災者を生んでしまった。地震の規模が想定以上だったとの意見は判るが、再発防止という意味では、より良い警報システムの構築や、警報の受信やその対応での課題を調査する必要もあろう。(ただし、今回は予報のための観測での課題も発生しており、克服すべき課題は少なくない。)

さらに言えば、似たようなシステムとして「国民保護法」に基づくシステムがある。

http://www.kokuminhogo.go.jp/arekore/shudan.html

これらのシステムは、運用も含めて、有効に働くのかも非常に気になってきた。そもそも対策本部経由・内閣府からの情報発信(のみ)で良いのか。警報発信までの時間、その情報活用~国民への伝搬、そして国民の情報への対応までがスムーズに行きそうか。それらも含めて振り返りを行うのは、良いことだと考える。

5月 7, 2011 日記・コラム・つぶやきテクノロジー | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 1日 (金)

節電 消費電力把握のすすめ

今回の東北関東大震災/東日本大震災の関連で”節電”が叫ばれてる。福島原発を筆頭に津波や地震で東京電力の発電所が被害を被り、とりわけ夏の電力需要をカバーできないと思われるためだ。

ただ、電力需給の話やエアコンの設定温度調整などの話ばかりだと、現実感に乏しい気もしている。電力需給の話は、あまりに包括的。省エネの話は今まで結構聞いてて、職場などでの対応もそれなりに浸透していると思えるためだ。社会的な浸透も進んでいて、電車やオフィスビルで寒すぎることはめっきり減っている気がする。それを考えると、今回の呼びかけが今までの省エネでのそれと具体的な部分で何が違うかピンと来ない。例えば昨年の冷房温度設定から+1度に皆ができるかとか、それらにより東京電力管内で10%~20%の節電になるとの話に結びついていない気がする。

と言いつつ、ここ1週間ほど自宅でトライしたことや電力需給で調べたりしたので、ちょっと紹介しておく。(需給の観点では、国とか地域レベル→各家庭のような記述が良いんだろうけど、思いつつままに。)

1)消費電力把握 月単位-1

Photo_2左は、多くの部分をぼかしてるけど、我が家の東京電力による使用電力の伝票。薄黄色部分が、当月の使用量。正確には、計測日までの1ヶ月間の使用量。単位はkWh。

薄紫色部分が、”前年同月”の消費量。実は、これが記載されているのを最近知った。

2)消費電力把握 月単位-2

G_左は、ストックしてあった使用量の伝票をもとに、経年変化を表/グラフにしたもの。Googleスプレッドを利用してるが、当然ながらエクセルとかでも可能。

夏場よりも冬場の方が電力消費量が大きい。後でも述べるけど、これは一般家庭でほぼ共通。

なお、本来は電力消費量で議論すべきだけど、それらのデータがなければ電気の振り込み料金の経年変化を調べるのも良いだろう。家計簿とか通帳の利用。(どこかに、使用量と金額の換算、特にその変化を参照できれば精度は上がる。)

3)消費電力把握 月単位-3

知り合いがTwitterで教えてくれたけど、東京電力のサービスで2年間のデータを入手できるとのこと。「電気のシェイプアップカルテ」。ただし、会員制だし、今は申込みが多いらしい。

https://www30.tepco.co.jp/dv02s/dfw/shapeup/DV02A012/DV02AETOP.jsp

ちなみに、「じゃ、一般家庭の平均使用量は?」との疑問もわく。参考程度だけど、以下のサイトなどは参考になるかも。(風力発電疑問視のサイトなので、多少その前提で読んだ方が良いとは思う。)

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9415/sikou/sikou37_ittpankatei_090505.htm

4)消費電力把握 日単位

我が家でやりただしたのは、毎日定時に電力メーターの値をメモしておくこと。メーターって、少数以下の桁は分かりにくいので、整数部分のみにするかは悩むかもしれない。ただ、我が家では寒いと2倍近い使用量に変わるので、少数以下は不正確でも構わない気がしている。

対前日で比較して、使っていたらその理由を探るという利用方法。ダイエットの方法で、毎日体重をメモする方法があって有効だけど、あの感覚。

ちなみに、1日の電力消費量の一般家庭の平均は約10キロワットとの話もある。また、年間消費電力量4,200kWhを365で割り算すると11.7なので、10キロワットは(平均値の)目安としては妥当だろう。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103190098.html

http://sakugen.dietco2.com/japan/

1日10kWhを参考値として、上で述べた方法では各家庭での月当たりの消費量を1/30して対比すると、より精度の高い確認になる。

5)消費電力把握 機器単位

各機器の消費電力を把握する機械も販売されているようだ。左はアマゾンでの例。「ワットチェッカー」とか「ワットメーター」などで引っかかる。テーブルタップで、複数の機器をつなげた状態で計測するタイプもある。

ただ個人的には、個々の機器の消費電力把握よりも、まずは一家としての消費電力把握をやった方が良いとの考え。一家としての消費電力把握を行い、その後に各機器の把握を行って節電推進という流れが良さそうに思う。

6)夏場の消費電力

今回の震災に伴う節電の大きなポイントは夏場。供給が追いつかないかもしれないとの話である。ただ多少冷静に議論するには、夏場の電力消費は何処が多いのかを考えないと供給量低下に対する節電の効果が薄い。

で、上で述べた自宅の消費電力を見てみて気がついたが、夏場よりも冬の方の消費電力が多い。最初は自分(達)が寒がりなのかな位に思っていた。しかし調べてみると、ネット上の他や平均的にもそのようだ。的確なものは見つかっていないが、以下辺りは参考になる。

http://www.jraia.or.jp/product/home_aircon/select_02_04.html

以下は、さいたま市の家庭での季節別のエネルギー使用の状況。
http://www.s-c-e-c.org/activity/record/forum/2010/2010_forum_panel(energy).pdf

エネルギー白書でも一般家庭での”消費エネルギー”は、冷房よりも暖房の方が多い。エネルギーの観点では、ガスや石油などの利用も考えられ電気だけでは無いが、頭の隅に入れていて良いと言える。「【第212-2-3】世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移」 (ちなみに、1 kWh = 3,600,000 J)

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/2-1-2.html

7)1987年大停電

大停電のことを調べると、多いのは雷や人的なミス。大停電の中で需給のアンバランスにより発生したと思える代表は、1987年7月23日午後1時19分頃に首都圏で発生したものである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/1987%E5%B9%B47%E6%9C%8823%E6%97%A5%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E5%A4%A7%E5%81%9C%E9%9B%BB

ただし、他のサイトを含めてよく読むと、電力の需要自体はそれなりに把握できていたようである。問題は、昼休み後や暑くなっての冷房起動。しかも原因の主は、インバータエアコンと言われており、それ以降の機種では保護回路を設けているものが多いようだ。保護回路がないと、電圧が低下したのを(無理に)電流でカバーしようとする。一時的には過剰な電流を獲得しようとして、それが多く発生して停電を引き起こしたと理解した。

1987年の大停電を考えると、夏昼間の消費電力のピークを分散化するのは大きな課題となる。一時的にでも需要電力の想定とかけ離れると大停電の発生に結びつくし、旧タイプのインバーターエアコンもまだ稼働しているものがあると思われるためだ。

8)電力供給と気温

電力供給と気温は相関しそうなことは理解できてるが、具体的で詳細なデータをなかなか見つけられない。最近目に付いたのは以下。上の方はGoogleスプレッドでの東京電力のデータを整理したもの。下の方は気象庁の東京での気温などのデータの2011年3月分。(操作で翌月なども参照できる。)

https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0Ai5g_1GrbK1gdFZDM0tJSnZxMWwybzM5WVlOSHNpSHc&hl=en&authkey=CO3Dhc8H#gid=0

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=47662&block_ch=%93%8C%8B%9E&year=2011&month=03&day=&view=p1

これを見る限り、最低気温が10度を下回ると電力使用が相当増える感じ。夏場での具体的なデータ(特に供給電力)があれば、細部分析できるかと思われるが、探し切れていない。


以上述べたことから、今度の夏に向けては、家庭での冷房節電とか各機器の節電よりも、会社などでの冷房節電を検討すべきと考える。それもピントを絞れば、午後0時~2時といったピーク時の消費電力の抑制策。

会社やビルの設定温度もそうだが、昼休みのシフトや空調方法の再検討、冷水提供なども検討すべきだろう。昼間の電車間引き運転とか、省エネで話題となるパチンコなどの遊楽施設一時的休止なども有効かもしれない。各自の対応では、保冷性の高い水筒などもあるので、(昼間の構内/社内自販機を停止させ)朝のうちにそれに詰めておくなども考えられる。

会社やビルに関しては、社内などへの使用電力の開示/掲示も有効だろう。工場だと無災害記録の掲示などがあるが、あのノリ。構内のビルや職場毎に計測できれば、さらに有効だろう。また、「省エネ」法を一部改正してちょっとした事業者も把握するようにする方法も考えられる。(官庁への提出まで必要とするかは疑問に思えるし、大きなビル単位程度の方が良いかもしれない。)


従来の家庭主体の省エネネタの延長では、今度の夏の(特に昼間)消費電力ピークは乗り越えられないし、それの対応検討を今から行うべきだと考える。

4月 1, 2011 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (1)